ポイントは4つ。
☆英単語を覚えるときのポイント4つ
英語の上達方法は、ネットで調べるとたくさん出てきます。しかし、成功している人を見ると、ある共通点を見つけることができます。
その共通点を手を変え品を変えしているので色々な方法があるように見えるだけです。勉強方法は、人によって何が適しているかが変わってきます。
しかし、外してはいけないポイントがあるのです。単語の勉強するときは、この4つのポイントを意識してください。
☆繰り返す
Q,1週間後に英単語のテストがあります。英語→日本語にする問題で140個でます。ではどちらのほうがテストの点数が良いでしょう。
一概には言えませんが、基本的に点数が高いほうは、「B」です。みなさんがやりがちな「A」の勉強法には、実は大きな欠点があります。それは、
覚えたことは日に日に忘れていくのです
「A」の勉強法では、最初のほうに覚えた単語は、ほとんど、忘れてしまっています。1週間前に何を食べたか覚えていますか?覚えていませんよね。
では、自分の名前は言えますか?言えますね。もちろん、1年後を覚えているでしょう。忘れてしまうこともあれば、覚えていることもある。
この違いは何でしょうか。それは、接した回数です。接した回数が多いほど、人は忘れにくくなります。そして、一定の基準を超えれば、名前のように忘れなくなるのです。つまり、英単語を覚えるときには、何回も繰り返して、接することが不可欠なのです。
☆1度で大量に覚える
たとえば、大学入試の単語帳は、だいたい2000個前後の単語が載っています。これを、1日、10個で進めると終わるのは、200日です。そこから、7回繰り返すとなると、1400日。これは現実的ではありません。そこで「B」の方法のように1度で大量に覚えるほうが良いのです。
☆音を使って覚える
私たちが赤ちゃんのときは、「話す」 → 「文字を書く」というプロセスで成長していきます。小学生になると、日本語がペラペラですよね。そして、そこから漢字を習っていきますね。つまり、私たちは「音」 → 「文字」という順番で語学を習っているのです。なので、英語もそうしてほしいのです。音から入って、文字へというプロセスがとても大事なのです。ですので、単語を覚えるときは、音声を活用して、声に出してみるなどして勉強してください。
☆思い出す
テストの点数が良い人が知っているコツが、「思い出す」ということです。テストとは、いわば、頭に入っている情報を取り出す作業のことです。なので、この練習をしないと点数が上がりません。
しかし、勉強するときにしがちな、教科書を読む、単語を覚えるという作業は、頭から情報を取り出すのではなく、情報を入れる作業です。ですので、この「思い出す」、たとえば、問題を解く、テストをしてみるなどの方法をしないといけないのです。
この4つのポイントを是非活用してみてください。
オススメ参考書
基本的な覚え方
ここでは上記のことを踏まえて、覚え方の具体例を説明していきます。
1、週に250~500個覚える。1日50~100個を覚えることになる。
2、5日は進んで、2日は復習する日にする。復習日は週で覚えたものを再度チェックする。
3、英語の訳を言えることを目標にする。英語 → 日本語
4、知っている単語と知らない単語に分ける。知らない単語を覚えていく。
5、英語 → 日本語で声に出して2回音読する。日本語の意味がわからない場合はきちんと調べる
6、覚えたかどうかを日本語を隠してチェックしていく。覚えたものには正の字の一をつける。
7、覚えていないものは再度5、6を繰り返し、全部覚え終わるまで繰り返す。覚え終わったら1日が終了。
8、次の日は復習から入る。出来たものは正の字の2つ目を書き、マルで囲む。マルで囲むのはいったん覚えたというマーク。
9、出来なかったやつは、5、6を繰り返し全部覚えるまで繰り返す。マルは囲まず、次の日も再度行う。
10.復習が終わったら今日の分の新しい単語を覚えていく。
11、あまりにも復習が追いつかなかった場合は、新しいのを覚えるのを止めて復習に時間をまわす。
12、1周出来たら再度周回していきます。次は1日200で復習していきましょう。そして、次は300・・・。というふうにどんどん周回のペースを早めていきましょう。
他の具体例
上に具体例にアレンジした形も紹介します。
1日100個で進めていきます。1日100個×5日で週に500個進めます。基本スタイルのように前の日のものは復習せず、2日の復習日で復習します。すると1ヶ月で2000個覚えることができます。もちろんカンペキではないので、1日200のペースで復習していきます。次は300.次は400のようにだんだんと早く周回できるようにしましょう。
1日50個 で進めていき、毎日今までやったものを復習するスタイル。たとえば、1日目に1~50やると次の日は1~100をやる。次の日は150やるといったスタイル。5回やったらそこはクリアーということで飛ばす。たとえば、301~350を覚えるときには、1~50までは5回繰り返しているのでそこは飛ばす。これでやっていくと1ヶ月で約1500個を覚えることができる。
まとめ
自分のスタイルを確立しよう。