【ワンポイント英文法】比較級の強調

文法の解説。大学受験、英検、TOEIC、大人の学び直しなどに。

 

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解説

例文 

 1、It is much better than the others. 「それは他のものよりずっとよい」

 

 比較級の前に置くことで比較級を強調できるものがある。much、far、a lot、a great dealである。これらは、比べる相手と差が大きいことを表すことができる。「ずっと、だいぶ」。

 

 2、This one is better by far. 「こちらがはるかによい」

 

 3、He is by far the taller of the three. 「彼は3人の中ではるかに背が高い」

 

 by farも使うことが出来るが条件がある。1つは、比較級の前に置けないこと。代わりに後ろに置かれる。2つ目はtheがつく比較の表現のとき。by far the 比較級の語順で使われる。

 

 

 4、I have many more friens than him. 「私は彼よりずっと友達が多い」

 

  more 名詞の複数形の場合はmuchでなく、manyを使う。単数形はmuch。

 

   

  5、My brother had a little more money than me. 「私の兄は私より少しだけ多くのお金を持っていた。」

 

 比較級の前にa little、a bitを置くと、比べる相手との差が小さいことを表すことができる。「少し」

 

 6、Mary plays the piano quite well, but she sings even better. 「メアリーのピアノは大したものだが、歌はなおいっそうよい」

 

 比較級の前にeven、still、yetを置くと、両方ともレベルが高いが差は小さいことを表すことができる。「さらに」

 

覚えるポイント

 1、強調するときに使う語を覚える

 

 2、more 形容詞の形に気をつける

   → ( ) more difficult などの比較級の形に気をつける

 

参考記事

nicochan0923.hatenablog.com