文法の解説。大学受験、英検、TOEIC、大人の学び直しなどに。
解説
例文
1、Neither of my friends has come yet. 「友だちのどちらもまだ来ていない」
neitherは、2つについて「どちらも~ない」という意味。1の文では代名詞の用法。基本的に単数扱いをする。そのために、hasになっている。3つ以上についてはNoneを用いる。of 以下は2つ以上なので複数形。
2、I like neither boy. 「私はどちらの少年も好きではない」
(= I don't like either boy.)
3、Neither answer is correct. 「どちらの答えも正しくない」
neitherは「どちらの~も・・・ない」という意味。単数形が来る。2の文では形容詞の用法。not ~ eitherにすることもでき、こちらの方がよく使う。しかし、主語の場合は置き換えが出来ない。それが3の文。主語の位置に来ているので、not ~ eitherにすることができない。
4、She is neither rich nor famous. 「彼女は裕福でもないし有名でもない」
5、Neither he nor his wife has arrived. 「彼も奥さんも到着していない」
6、I neither knew nor saw boys. 「私はその少年を知らなかったし、見たこともなかった」
neither A nor Bで「AとBどちらも~ない」という意味。副詞。動詞はBに一致する。AとBは基本同じ形が来る。4は形容詞。5は、名詞。6は動詞、目的語がつながっている。このようにどこの位置にあっても理解できるようにしましょう。
☆「~もまた」の使い分け
7、 I like cats. - I like it too. 「私は猫が好き。僕もだよ」
(=Me, too. So do I)
肯定文ならtooを使う。また、Me, too、So do/does/did / [be動詞] S の形にする。
8、I don't like cats. - I don't like it either. 「私は猫が好きじゃない。僕もだよ」
(=Me neither、Neither(Nor) do I)
否定文なら either、または、neitherを使う。eitherは、notの文に、後ろにちょんとeitherをくっつける。neitherは、Me,neitherか Neither(Nor) do/ does /did [be動詞] S にする。so、neither、nor +(助)動詞+主語の倒置の語順になるのに注意。
9、and neither do I. → nor do I
norは使い方に注意する。neitherはnorと置き換えできない。norは接続詞。もともとandの意味が含まれているのでandはいらない。
覚えるポイント
1、意味を覚える
→2つについて「どちらも~ない」、3つ以上はnone
2、使い方を覚える
→単数扱い、後ろに来る形。動詞の一致。
3、「~も」の使い方の識別ができるように
→全部で6個の使い方がある。
→倒置が起こる