文法の解説。大学受験、英検、TOEIC、大人の学び直しなどに。
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解説1
ex. If I were a bird, I would fly to you. 「もし私が鳥なら、君のところに飛んでいくのになぁ」
= Were I a bird, I would fly to you.
仮定法のifを省略すると、その後ろは倒置されます。「If I were」の部分を見てください。ここの「if」を省略します。するとその後ろの「I were」は倒置され、「Were I」になります。
解説2
ex. I would fly to you if I were a bird. 「もし私が鳥なら、君のところに飛んでいくのになぁ」
=I would fly to you were I a bird.
また、「were I a bird」が後ろに行った形もあります。それがこの文ですね。これらの形すべてが同じであると認識できるようにしましょう。
解説3
ex. If I had had enough money, I could have bought a car. 「もし十分お金があったら車を買えただろうに」
=Had I had enough money, I could have bought a car.
= I could have bought a car had I had enough money.
今度は仮定法過去完了の形です。この3つがすべて同じだと認識できるようにしましょう。
仮定法におけるifの省略のすべてに言えることですが、ifが仮定法を認識するポイントではありません。目のツケドコロは助動詞の過去形です。これを見つけた場合は、ifの省略を疑いましょう。
解説4
ex. If the sun were to rise in the sest, I would never forsake you. 「太陽が西から昇るようなことがあっても、絶対に君を見捨てないよ」
= Were the sun to rise in the sest, I would never forsake you.
= I would never forsake you were the sun to rise in the sest.
今度はwere to Vをつかった仮定法の形です。この3つがすべて同じだと認識できるようにしましょう。
解説5
ex.What would you do if war should break out? 「仮に戦争が起こったとしたらどうしますか?」
=Should war break out, what would you do?
= What would you do should war break out?
今度はshouldをつかった仮定法の形です。この3つがすべて同じだと認識できるようにしましょう。疑問文でも考え方は同じです。
覚えるポイント
1、仮定法のifを省略すると後ろの形は何になるか
2、ifを省略できるパターンを覚える