文法の解説。大学受験、英検、TOEIC、大人の学び直しなどに。
意外と盲点になる命令文を今日はやりましょう。
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解説1 作り方
命令文は人に何かを命令するときに使う文です。「~しなさい」という意味になります。英語での命令文の書き方は以下のようになります。
①主語は書かない
②動詞から書く
③動詞の形は原形にする
上記の3つになります。主語を書かなくていいのは、必ず、「You」になるからです。書かなくても分かるから省略するのです。また、be動詞の原形は「be」になるので注意しましょう。
解説2 否定形
ex. Open the window. → Don't open the window. 「窓を開けてはいけません」
Be kind. → Don't be kind. 「親切にしてはいけません」
命令文の否定形は、「~してはいけません、~するな」という意味になります。一番前に「Don't」をつけるだけです。be動詞も一般動詞も両方「Don't」です。
解説3 丁寧
ex. Open the window. → Please open the window.
Open the window, please. 「窓を開けてください」
Pleaseをつけると「~してください」という意味になる。少し丁寧さが増します。文末に「please」を置いてもよいが、「,」をつける。
解説4 呼びかけ
ex. Open the window. → Tom, open the window.
Open the window, Tom. 「トム、窓を開けなさい」
人の名前を呼んであげるタイプの命令文です。呼びかける人の名前を置けばいいのです。
解説5 勧誘文
ex. Play tennis. → Let's play tennis. 「テニスしましょうよ」
Let's not play tennis. 「テニスしないでおきましょう」
Yes, let's / No, let's not. 「はい、しましょう / いいえ、やめておきましょう」
「~しましょうよ」という意味にするには「Let's」を命令文の前に置いてあげればよい。否定文は、「let's」の後ろに「not」を置いてあげる。「~しないでおきましょう」という意味になる。
覚えるポイント
1、命令文の作り方を覚える
2、否定文の作り方を覚える
3、その他の表現の作り方を覚える