文法の解説。大学受験、英検、TOEIC、大人の学び直しなどに。
分詞の入門はこちらから。
解説1 SVC
ex.Her eyes remain closed. 「彼女の目は閉じられたままだ」
分詞は形容詞になるので、補語の位置に置くことができます。つまり、SVCのCに置くことができる。第2文型はS=Cが成り立つので主語との関係で「Ving」か「Vpp」を決める。「彼女の目」を「閉じる」ので「Vpp」にしている。
ex. The boy came running into the room. 「その少年は部屋に駆け込んで来た」
例文では、「少年」が「走る」ので「Ving」。自動詞が、分詞を取る場合は、様態を表し、「~しながら、~して」と訳すと良い。
ex. He sat surrounded by his children. 「彼は子供たちに囲まれて座っていた」
こちらの文は「彼」を「囲んだ」ので「Vpp」にする。自動詞が、分詞を取る場合は、様態を表し、「~されて」と訳すと良い。
解説2 SVOC
ex. I saw him singing. 「彼が歌っているのが見えた」
分詞は形容詞になるので、SVOCのCに置くことができる。第5文型は、O=Cが成り立つ。つまり、目的語との関係で「Ving」か「Vpp」を決める。例文では、「彼」が「歌っている」ので「VIng」になっている。
ex. I heard my name called. 「私の名前が呼ばれるのが聞こえた」
こちらの例文は「私の名前」が「呼ばれる」ので「Vpp」になっている。
解説3付帯状況のwith
「with O C」で「OをCの状態にして」という意味になる。同時に起こっている出来事を補足的に説明するときに使う。分詞構文の主語があるタイプと考える。
ex. with his arms folded. 「腕を組んで」
例文では、Cに分詞が来ている。「腕」を「組む」ので「Vpp」になる。
ex. with the engine running. 「エンジンをかけっぱなしで」
例文では、Cに分詞が来ている。「エンジン」が「動いている」ので、「Ving」になる。
覚えるポイント
1、分詞は品詞の役割は
2、SVCとSVOCのCに分詞が来たときにCの形はどう決めるか