レベルが選べる。
レベル感
高校入門~大学受験準備
良いところ
解説が丁寧。すべての文にSVOCが振っている。
文法事項の整理のところはよくまとまっている。初心者には使い勝手がある。
CDが付いてる
一番最初に書いてある英文を読むための基礎知識の部分はよくまとまっている。ここは英文を読む前や復習のときなどに見返してほしい。とても大切なので、カンペキな理解を目指してほしい。
イマイチなところ
数が少ない。一般的には、長文の参考書は10~12題は入っているが7題しか入っていない。
比較
比較するならこれとでしょうか。東進のほうが簡単ですね。旺文社のほうは一応大学受験の準備レベルにはなっているので、こっちのほうが難しい。
問題数は、東進は12題に対して、旺文社は、7題で少ない。ただ旺文社の方が丁寧に解説されている。「英文を読むための基礎知識」「文法事項の整理」はとても役に立つと思う。
オススメな人
高校1~2年生
簡単な文章で長文の基礎を確認したい人
使い方
一般的な長文の解き方で問題はない。ディクテーションは無理にしなくていい。CDがついているので音読は欠かさず行おう。
英語の長文が苦手な人への特別メニュー
英語の長文が苦手な人にぜひともやってほしいことがある。必ずすべての文章にSVOCを振ってみてほしい。簡単な文章を丁寧に精読する練習をしてほしいのです。
これをすることで解釈の勉強がほんとに身についているか確認してください。やってみると意外に難しいことがわかると思います。
1題ずつ丁寧にしていきましょう。間違えたところは文法や解釈の参考書に戻って確認してください。3,4時間はかかるが、できない人にはそれだけ価値があるのでやってみてほしい。
1、1文ずつSVOCを振ってみて、訳してみる
2、解答を確認する。出来ているところは、蛍光ペンで塗る。
3、できていないところをカンペキにする。SVOCを振れるようにして、訳せるようにする。注意なのは、丸暗記してはいけないこと。なぜ間違えたのか、次はどうすればいいのかを確認しないと次に活かせない。
4、文章すべてを10回音読する、構造(意味の切れ目)を意識しながら読むこと
5、日を空けてもう一度蛍光ペンで塗れていないところにSVOCを振れるか、訳せるか確認する。できたら違う色の蛍光ペンで塗る。
6、このサイクルをすべての文が塗れるまで行う。
前にやる参考書
長文をやる前に最低限、英単語、文法をやりましょう。できれば解釈をやる方がいいですね。
後にやる参考書
やるのであればシリーズはそろえたほうがいいので、旺文社で統一するのがいいです。レベルは一気に上がるので、単語、文法、解釈をきちんとやってからこっちに移りましょう。