文法の解説。大学受験、英検、ＴＯＥＩＣ、大人の学び直しなどに。
解説１
比較とは「比べる」ことです。どちらが背が高いか、速いかなどを比べるのです。
解説２ 比較級
ex. Tom is taller than Bob. 「トムはボブより(背が)高い」
「形容詞、副詞の比較級 than ～」で「～より形容詞、副詞」という意味。２つの間で比べる表現です。
解説３ 作り方 形容詞
トムがボブより背が高いという文を作るには
１、Tom is tall / Bob is tall 勝つほうを前に書く
２、Tom is taller than Bob is tall. 前の文の形容詞を比較級にして、thanでつなぐ
３、Tom is taller than Bob. ダブッた部分を消す。
解説４ 作り方 副詞
ボブがトムより一生懸命に勉強しているという文を作るには
１、Bob studies English hard / Tom studies English hard 勝つほうを前に書く
２、Bob studies English harder than Tom studies English hard. 前の文の副詞を比較級にして、thanでつなぐ。
３、Bob studies English harder than Tom. ダブった部分を消す。
注意
ex. He is younger than I → He is younger than me.
thanの後ろは目的格にするほうが良い。
解説５ 比較級と最上級の作り方
上の図に作り方がまとまっていますので、覚えましょう。
解説６ 比較級の不規則変化
同じ単語でも意味が違うと比較級が違ったり、同じだったりするので整理しましょう。
解説７ 比較変化しない形容詞
favorite(大好きな) perfect(完全な) essential(絶対必要な) basic(基礎の)
obvious(明らかな) main (主要な)
これらの形容詞は程度の違いがありえないから比較変化しません。
解説８ 比較級の強調
ex. Tom is much taller than Bob. 「トムはボブよりはるかに背が高い」
比較級の前にmuch、far、by far、even、stillを置くと「はるかに～、ずっと～」という意味を加えることができる。
比較級の前に、a little、a bitを置くと「少しだけ～」という意味を加えることができる。
詳しくはこちら。比較級の強調 ←
