短い期間でガッツリとドリル。夏休みも近づいて来たので、短期間で基礎を復習するドリルを紹介。
レベル感
高校入門~基礎
英検3級~
良いところ
はじめにで書いてある通り、「たくさん正解できてうれしい、たのしい」「きちんとした実力が身に付く」の両立を目指している本。
レベルはこういうシリーズの高校生版だと思ってくれたらよいと思う。
問題のレベルはすごく簡単できちんと理解していればたくさんマルがつく。しかもexercise B は大学の名前が書いており、そこもできるとテンションが上がる点だと思う。
よく問題を解いていると単語でつまづいたのか文法でつまづいたのかわからないときがあるが、この本は難しそうな単語は下に全部書いており、見て解いてほしいと書いている。これにより、文法だけに集中して取り組むことができる。
例文の下についているpointがすごく良い。ここもきちんと目を通そう。
イマイチなところ
音声がない点。1周だけではなく、2、3周して音読までできたら完璧だと思う。
やってほしい人
受験学年以外の人。受験学年の場合は、時間との問題でやる人は限られると思う。
英文法の基礎が身に付いていない人。苦手な人。基礎を固めたい人
大人のやりなおしなどにもいいと思う。
中学から高校に上がる前や、高校でつまづいてしまった人。高校から文型の概念が導入される。そこがあやふやだとつまづいてしまう。そこで本書が役に立つと思う。中学3年生のレベルがあれば進めることができる。
やり方
となりのページの解説はシンプルなので、理解書が必要。大岩先生の本で学習して、そこの箇所をドリルでやるとよい。または、塾の先生などに解説してもらった後にやるといいですね。
まず、本書の使い方の部分は守ったほうがいいのできちんと読んでください。それをもとに進めていきましょう。
1周ではダメなので、ノートに取るかコピーしましょう。最初の1周目は隣のページを見ながらでもいいので、やってみましょう。次の周は見ないでやってみましょう。3周目は音読をしましょう。1つの文で最低10回やってください。
基礎よりも簡単な入門があるので、こちらから進めても構わない。
こちらの記事と相性がいいので一緒にやってほしいと思います。こちらは英語の語順感覚を身に付けるトレーニングになります。
後にやる参考書
文法の基礎がわかったので、あとは単語がわかればある程度読めてきます。次にやるものは単語帳です。
10題ドリルをきちんとやれば基礎はカンペキですが、受験に対応しているとは言いがたいので受験まで対応できる文法力を身につけましょう。
大学受験に対応したドリルはこっちですね。このシリーズの1,2が出来れば文法は困らないでしょう。