一石何鳥?
レベル感
難関高校
こちらの上のタイプになります。
良いところ
すべての単語に1つのコメントが書いてあります。英語において単語の暗記ほど大変なものはありません。しかし、それができないと試験に突破できないのも事実です。その単語を覚えやすくするために、軽い解説コメントが書いてあるのが良い点ですね。
音声が付いているところ
例文は良い。
英作文対策の文がついているところ
これくらいの例文にSVOCが振ってあって、量があるものはほかにはあまりない。これが最大の良いところ。
イマイチなところ
SVOCはいるのかどうか。一般的な中学生はSVOCを使いこなせませんので。
網羅されているかといわれればされていない。そういうコンセプトの単語帳ではないので。
使い方
これを使いこなせる中学生は限られるのかなと思います。高校入試対策というより、高校準備対策にもってこいな本ですね。そのオススメの使い方を教えます。
まず、高校入試が終わってから使うのがいいでしょう。知らない単語の漏れが無いか確認するのと、知識を深める目的で使いましょう。
その後、大岩のいちばんはじめの英文法を読みましょう。読むだけなら1週間で終えることができます。
ここでSVOCの知識を入れることがすごく大切です。高校になるとSVOCの知識を使っていきます。ここを曖昧にすると後でつまづいてしまいます。しっかりと考え方をマスターしましょう。
次に、英文法入門、基礎10題ドリルでしっかりと大岩先生の本で読んだ知識を固めましょう。しっかりと読んで理解出来ているのであれば、すぐに終えることができます。
ここまで来て最後に世界一わかりやすい中学英単語を使いましょう。この本には、すべての例文に構文解析SVOCがふってあります。今までの知識を生かして、697の例文にSVOCを振って確認しましょう。間違ったところにはチェックをしてできるまで何回も繰り返しましょう。
最後に音読もするといいですね。最低5回、できれば10回するといいでしょう。
英語は慣れの部分が多いです。理解したら大量に問題を解いて慣れる作業がどうしても必要です。これくらいの例文ですべてのSVOCが振ってあり、大量にあるものはすごく貴重です。
スケジュール
1日目 単語の漏れを確認
2日目~8日目 単語の漏れを覚える 大岩のいちばんはじめの英文法を読破
9日目~24日目 大岩のいちばんはじめの英文法を参考に10題ドリルをやる
25日目~30日目 世界一わかりやすい中学英単語の例文にSVOCをつける
これで高校準備を1ヶ月で終えることができます。