【ワンポイント英文解釈】itの判断

英文解釈のポイントを解説。

 

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今日はitの判断をやりましょう。

 

解説1 代名詞

  ex.How did you like the movie? I like it a lot

   「その映画どうだった? とても気に入ったよ」

 

  itはすでに出た単数の名詞を指す。句や節も指すことができる。また、thatはitで受けることができる。そして、単語だけでなく、前の内容全体も受けることができる。

 

解説2 訳さないのit

   ex. It's dark here. 「ここ暗いね」

 

   訳さないit。時刻、天候、寒暖、距離、曜日、日付、明暗、季節などに使う

   It seems / appear thatなどは状況のit 「that以下のようだ」と訳す。

 

解説3 形式主語

  ex. It is difficult to study English. 「英語を勉強することは難しい」

 

  形式主語で後ろにあるものを指しているit。

 

  タイプはさまざまある

  It is 名詞 / 形容詞 to do / doing / that節 / wh節 

 

  It is 形容詞 for / of 名詞 to do

 

  It 自動詞 that節、wh節 (matterやdepend)

 

  It 他動詞 名詞 to do 、that節 

 

    It is 過去分詞 that節、wh節、to do (saidなど)

 

解説4 形式目的語 

  ex, I thought it wrong to tell her. 「彼女に話すのは間違っていると私は思った」

 

  形式目的語でitが後ろにあるものを指している

 

  タイプはさまざまある

  動詞 it 名詞 / 形容詞 to do / doing / that節 / wh節

 

  動詞 前置詞 it that節 (oweなど)

 

  動詞 it that節 / when節、if節 (dependやsee to it thatなど)

 

解説5 強調構文 

  ex. It is Tom that loves you. 「あなたを愛しているのはトムだ」

 

  It is ~ thatを無くすと文が成立する。itに意味はない。

 

解説6

 まずは形式主語を疑うようにしてください。違う場合は、そのitに意味があるかないかを調べましょう。あとは、それぞれの特徴に照らし合わせてみて判断しましょう。

 

 プラスthatの判断も一緒にやるといいです。

 

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