私大の日本史を完成するためのルート
教科書と図表は持っている前提で話します。
通史
まずは、通史を走りきることが大切です。最初は細部にこだわらずに、基礎的なことだけを覚えていきましょう。早くて3ヶ月、遅くても6ヶ月で終わらせてください。
よくいる人の特徴として挙げられるのが、最初の部分だけやけに詳しい人です。縄文や弥生だけは詳しいのにその先になかなか進めず、近代はまったくできないタイプの人ですね。歴史の問題でよく出るのはやはり近代からです。だから細かいことを気にせずに最後までやらないとダメなのです。
通史を勉強する教材は何でも良いです。自分に合うものにしましょう。もちろん、映像授業でも良いです。通史の教材は、レベルによって2種類に分かれています。
日本史が苦手だったり、基礎からやりたい場合はレベルが下がった読みやすいものを使いましょう。
日本史が得意だったり、学校で一通りやっている場合は、いきなりレベルが高いものでも良いでしょう。ここは自分で判断しましょう。
読んでくれるものもありますね。
暗記
通史で読んだ範囲をこちらの教材で覚えていきましょう。こちらは基本的な語句の確認ができる教材となっているので、まずは、これらの1冊をカンペキにしていきましょう。
演習
通史と暗記の部分をやったら次はアウトプットしなければいけません。それに最適なのはセンターの過去問です。センターは、基本的な問題で構成されており、なお且つ、間違えやすい正誤問題が多数出題されています。これを20以上することで今まで覚えた知識をきちんと整理していきましょう。
1年分解く → 間違えたところ、苦手範囲を復習 → また1年分というサイクルを回すうちに8割は取れるようになります。もちろん、復習を疎かにすると取れません。きちんとわからない箇所をなくし、図表や教科書を参考にして復習して、覚えましょう。
これがきちんとできると日東駒専の過去問では安定した点数が出せるようになりますので、こちらの大学を志望の方は後は過去問で良いでしょう。
共通テスト
共通テストだけの人はこちらの参考書をメインに置いて、通史を走りきって後は、過去問や予想問題をすると良いでしょう。
史料問題が苦手な方はこちらで個別で対策しましょう。また、年号を覚えると解ける問題もあるので、流れや年号を覚えるといいでしょう。
演習問題基礎
ここのレベルをしっかり固めたい、ここが志望校の場合は、同じレベルの演習問題や過去問をやっていきましょう。
標準通史
日東駒専以上の人は、ここから知識の上塗りをしていきます。最初に軽めの通史にした人はここでレベルが高い通史をやってください。また、教科書でも良いです。
ここから週に1題は過去問を解いていきましょう。
演習問題
通史とともに難しい演習にもチャレンジしていきましょう。
一問一答
ここで通史とともに難しい単語も覚えておかなければならないので、一問一答を使っていきます。全体像を把握してからでないとダメなので、ここから使っていきます。
年号
年号は覚えているとやはりアドバンテージになります。そのため、やることをオススメします。
史料問題
史料問題が出る人は、こちらで対策をすると良いでしょう。後回しになりがちですが、やはり対策した人としない人で差が出るので、志望校の過去問に史料が出る人はやっておいたほうが良いでしょう。
最後の仕上げ
仕上げにこれをやるのと、過去問。後は資料集と用語集を覚えていきましょう。