この12題で入試の最前線を突破する。
レベル
良いところ
レベルが過去問と近いので長文の練習になる。実際のGMARCHよりは簡単ではあるものの、他の長文系の参考書と比べると近い感じがします。○○レベルと書いてある参考書は、ほとんどの場合、そのレベルより少し下に設定されているので、その参考書だけをやれば合格レベルまでいけるということはないので気をつけましょう。過去問で仕上げることが大切です。
最新のテーマで練習ができる。やはりテーマを知っていると英語は読みやすくなります。また、単語帳には載っていないけど最近よく出る英単語というものもあります。そういうものを知ることが出来るのが良い点です。英単語については、過去問をやりつつ、知らない単語を地道に覚えていくのが良いですね。英語は最後は単語勝負になりますので。
音声がある。最低30回で、50回の音読を目標にしていますね。50回はなかなかツライですね。中には1000語を超えるものもありますので、無理に50回する必要はないでしょう。
文字数が一定ではない。字数に関係なく、選んでいるので、500語だったり、1000語だったりする。GMARCH以上を目指すのであれば、長い長文も安定して読めるようにしてほしいので、そういった意味では良い。
SVOCがすべての文についているので、構文の確認がしっかりできる。GMARCHレベルでつまっている人は、ぜひともきちんと精読できるかを見直してほしい。1文ずつ丁寧に読めるようにしていけば、絶対読めるようになるはずである。焦って多くやるより、1題ずつカンペキにしていこう。しっかりやれば10題ごとにレベルは上がっていく。
復習用のページがある。復習のときは、白文を見てもう1度読めるかどうかを確認してほしい。
使い方
通常の使い方で大丈夫。
ポラリス2はきちんと勉強してきた人であれば、サクサク解けるかもしれないが、実際は、GMARCHの過去問よりは下なので、安心してはいけない。必ず、過去問を基準にしていこう。
プラスで話しておくと、GMARCHにどうしても行きたい人は、英語に強くないといけません。そのため、英語は9月ごろから普段の勉強に加えて、上のレベルの長文を週1題ずつカンペキにしていくことをオススメします。ポラリス3あたりとか、速単上級がいいですね。背伸びしていたらいつの間にか背が伸びちゃったという勉強法ですね。もちろん、丁寧にやっていってください。
他の参考書
ハイパートレーニングシリーズは、長文練習のはじめに最適です。こちらは、1文を丁寧に読めるようにすることを目的にしているので、英文解釈の復習もかねていると考えても良いと思います。
こちらも長文演習のはじめにピッタリです。長文におけるルールを学ぶ本になります。順番としては、ポラリスの前にやると良いでしょう。
こちらは、GMARCHを受けるならやっておいて損はない参考書になります。