【ワンポイント英文法】名詞節を導く接続詞

文法の解説。大学受験、英検、TOEIC、大人の学び直しなどに。

 

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解説1 名詞節

 名詞節を導く接続詞とは、その接続詞を足すと文章が名詞になるというものです。

 

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名詞などの品詞や節について曖昧な場合はこちらをご覧ください。

 

解説2

 名詞節ということは、文章のカタマリで名詞の位置に来ることができるということです。

 

 名詞が来る箇所は、SOCと前置詞の後ろになります。つまり、この位置に名詞節のカタマリが来ることができるのです。

 

解説3 文章 → 名詞

 私は 彼が正しい ( ) を知っている 

 

 上の日本語は変だと思いませんか?ではどうすると正しいかというと、( )の中に、「ということ」をつけると自然になりますね。ではなぜこういったことが起こるのでしょうか。

 

 それは、「を」の前には名詞が来るのに、「文章」が来ているからです。そのためおかしいと感じたのです。しかし、文章に「ということ」を付けることで「文章」→ 「名詞」になったのです。なので自然になったというわけです。

 

解説4 文章 → 名詞 日本語

 では、上の文章を実際に英語に直してみましょう。

 

 私は、彼が正しい 知っている → 私は / 知っている / 彼が正しい 

 → I know he is right. 

 

 このようになります。しかし、これではおかしいのでしたね。「ということ」を入れないと意味が通らないということでした。「ということ」という意味は英語では「that」を使います。置く場所は、内容のマトマリの前です。

 

 私は、【彼が正しいということ】を知っている 

 

 なので、he is rightの前に置きます。→ that he is right になります。

 

 よってまとめると

 

 I know that he is right これで「私は彼が正しいということを知っている」という意味になりました。

 

解説5 thatは省略できる

 上の説明は少し誤解する説明をしてしまいました。なぜかというとthatは省略ができるからです。

 

 I know (that) he is right の thatはなくてもいいのです。

 

 ではなぜなくても良いのでしょう?それはthatが省略されているとわかるからです。

 

  名詞 → 動詞 → と来たら次は何が来るでしょう。そうです。名詞ですよね。しかも目的語が来ます。しかし、I know → he と来ています。何がおかしいかわかりますか?

 

 heは主格のときに使うものです。つまり、目的語の位置にあるわけはないのです。そのため、ここは主語が来ている → 文章が続く → thatが隠されているとわかるのです。これは人称代名詞以外でもそうです。

 

 I know the book  ここまでは、まだ the bookが目的語の可能性があります。

 

 I know the book is しかし、この瞬間に、knowの後ろは文章が続くとわかり、thatが省略されていると解釈できるのです。名詞 → 動詞 → 名詞 → 動詞になるのは特殊な動詞なので、わかるわけですね。

 

解説6 種類

 名詞節を導く接続詞は、以下の単語です。

 

 that 「~ということ」

 if / whether 「~かどうか」

 lest 「~しはしないかと」

 but (that) 「~ではないということ」

 

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解説7 thatの位置

 解説2で話したように、名詞になれる場所に基本的には置くことができます。それを確認していきましょう。

 

1、主語

  ex. That Tom passed the exam is true. 「トムが試験に合格したのは本当だ」

 

 下線部が主語の位置になります。ここにthat SV と文章が来ていますね。文章がまとまって1つの名詞という感覚に気をつけましょう。

 

 また、この場合、形式主語を使うことができます。

 

 ex. It is true that Tom passed the exam. とすることもできます。

 

   同時に、形式目的語もthat節を取ることができると覚えておきましょう。

 

2、目的語

 ex. I know (that) he is right. 「私は彼が正しいということを知っている」 

 

 下線部が目的語になっていますね。

 

3、補語

 ex. The problem is that you are wrong. 「問題なのは、君が間違っているということだ」

 

 is の後ろなので後ろは補語になります。

 

4、前置詞

 ex. She takes after her father in that she is fond of rock.

  「彼女はロックが好きだという点で父親に似ている」

 

  in that で「~という点で、~であるから」という意味になります。

 

5、同格

 I heard the news that she won the gold medal in Judo.

 「私は彼女が柔道で金メダルを取ったというニュースを聞いた」

 

   thatには同格という用法がある。「~という」と訳し、名詞の後ろに置いて、その名詞の説明をするものです。

 

 thatはさまざまな用法があり、意味を識別するのが大切である。とくにこの同格と関係代名詞は似ているので識別することが大切である。

 

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 詳しくはこちらをご覧ください。

 

解説8 lest but

ex. We hid behind the trees lest they should see us. 

 「彼らに見つからぬように私達は木陰に隠れた」

 

ex. I am not sure but she is right.

 「彼女はきっと正しいだろう」

 

 butは「that ~ not」とすることができます。

 → I am not sure that she is not right. ということですね。

 

覚えるポイント

1、名詞節を導く接続詞とは

 

2、どんな種類があるか

 

3、どこに置かれるか

 

4、thatの使い方