中学英文法が大事

大事だとわかっていながら。

英語を理解したり使えるようにするには、中学英語が大事だということは言うまでもないでしょう。世の中の本を見るとそんなものだらけです。

 

でも中学英語は中学で習うはずなのです。でも世の中には英語を理解していない人が大勢います。なぜなのでしょう。

 

中学英語と言いつつも本当に大事なことを1個に絞るとやはり英文法なんじゃないかなと思います。しかし、今の中学生はそれ以外にもやることはたくさんなんです。リスニングに英作文、大量の文を読ませたり。それで、結局中途半端になるから根幹の英文法が身に付いていない人が多いのです。前にも増して文法が身についていない人が多くなったと思います。文章を適当に読んで、なんとなく読むスタイルの人も多くなったなあ。中学までは、適当に読んでも文章が簡単なんで、想像と文章の内容が一致しますが、高校からは難しくなるので、一致しなくなります。そこで本当は理解していないと、わかるのです。

 

たぶん、大学受験のために単語と文法と解釈をやって、やっと英語が理解できた人は多いんじゃないかな。高校生の最後の年に英語を理解できるって、これまでの5年はなんだったんだろうって思いませんかねえ。こんな観点を最初から知っていればって。

 

だから、中学生は、単語と英文法に特化すればいいのになあって思ったりもします。小学生のときに、発音、フォニックスやリスニング、最低限のスピーキングをやって、中学生では、英文法と単語をみっちりやる。高校生からは、慣れさせるために、大量の英文を読ませたり、聞かせたり、書かせたり、話させたりしたらいいのではないかなと感じます。

 

英文法の知識がしっかりしていれば、後は、量と練習です。英語を必要ない人は、義務教育で終わればいいんで、理屈をしっかりやらせて、高校では、使えるまでに昇華させたらいいのです。

 

英語が苦手な人はやはりこの中学英文法をわかっていないケースが多い。中学の文法さえわかれば高校の英語なんて、単語の暗記と表現の暗記でしかありません。

 

もちろん4技能も大事なのです。しかし、1度に全部しちゃうとパンパンで半端になるのです。だからこそ、重要な文法に絞ればいいのになあとなんか思った次第ですね。

 

英語の基礎は、単語と文法です。これはきっと変わりないのです。スピーキングするときも文を構成するために必要なものは、単語と文法です。ライティングもそうです。だからこそ、文法は大事なのです。