中学生から高校生になって英語が不得意になる人

得意が不得意になる人がいる。

中学では英語が得意だったのに、高校生になると英語が苦手、不得意になる人がいる。それはなぜなのだろうか。

 

簡単に言うと文法の抽象化が足りていないのだ。高校の英語は、英語の抽象化を習うものである。中学英語までは、意味さえわかればよかった。しかし、高校では違うのである。

 

中学では、文章の単語さえわかればなんとなく、意味が取れてわかっていく。しかし、高校からは単語がわかってもできない文章を扱ったりしていく。たとえば、自動詞、他動詞、句や節など、抽象的な概念を習っていく。

 

難しい文に対処するには、文法を理解して、抽象化し、自分で使う力が必要なのに、今までの勉強法に固執してしまっているのである。

文法をきちんと勉強せず、頭を使わず、適当に感覚でやってしまったりという勉強法から抜け出せないから苦手なままなのである。

 

もちろん、今までのやり方も実は有功で、かなりの量をこなせば、感覚で出来るようになる。しかし、それは、ネイティブが英語を身に付けるのと同じ感覚なので、量が圧倒的に必要。でもそんな量はやらないでしょう?

 

だからこそ、これを打破するには、きちんと文法に向き合うのが大切である。文法は沼なのでもちろんある程度ですがね。しっかり、暗記し、頭を使って考えて、トライアンドエラーをすることで打破できます。