英文解釈の極意を紹介していく記事になります。ノートに書いて自分だけの秘密の解釈書を作ろう。
☆例文
DAVID BURKE: "Once upon a time, there lived a woman who was as American as apple pie. She lived in the Big Apple."
Q、1文目の主語をどこ
☆ポイント5
今回のポイントは「There is構文の派生形に気をつけよう」
「~がある、いる」と訳されるThere is構文ですが、さまざまな派生形がありますので、それに注意しましょう。一回見ておかないとなかなか訳しづらいと思います。
今回登場するのは、isが一般動詞になるタイプです。「存在・出現・移動」の意味を表す自動詞が来ることがあります。exist / live / come / arrive / happen / occurなどです。
訳すときは、thereは訳さず、SVと文型通りに訳しましょう。
☆例文の解説
DAVID BURKE: "Once upon a time, there lived a woman who was as American as apple pie. She lived in the Big Apple."
there is構文は、MVSの倒置構文です。よって、主語は、a womanの箇所です。
(修飾語)a womanがlivedと訳しましょう。
Once upon a time 「むかしむかし」 昔話に使われるフレーズです。
whoは関係代名詞でa womanを修飾しています。
as American as apple pie 「典型的なアメリカ的な」
as ~ as構文の後ろには比喩が来ます。直訳すると「アップルパイのようにアメリカ的な」という意味ですね。この比喩の部分とas asの中の頭文字を同じにして韻を踏む傾向にあります。
the Big Appleはニューヨークのことです。
訳例
昔々、いかにもアメリカらしい女性が住んでいました。(そして)彼女はニューヨーク市に住んでいました。
☆暗記事項チェック
ノートに書いてすぐに答えられるまでに繰り返そう。
1、there is構文のVが一般動詞のとき、どのような単語が来ることが多いか。