【背景知識】 -manatee- マナティー

マナティの秘密。

 

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 アメリマナティー(manatee)は、普段は声を発さず(silent)、コミュニケーション(communication)手段は単純(simply)だと考えられていた。しかし、近年の研究で、複雑な(complex)音声表現(vocal expression)を持つ可能性があることがわかった。

 

 Zooniverseのウェブサイト上に「マナティー・チャット(Manatee Chat)」というものがある。市民(citizen)のボランティアによってデーターを集めてもらい音声(sound)を分析している(analyse)。市民科学者(citizen scientist)は、科学的知識(scientific knowledge)に貢献する(contribute)だけでなく、興味深く楽しい(interesting and fun)経験もできるそうだ。

 

 それによると、マナティーの鳴き声(call)は鳥の鳴き声に似ている(bird-like)ことがわかった。体長4メートル以上、体重1400キログラムまでなるほど体が大きいの(big)に、甲高い声(high-pitched voice)なのはとても不思議なのである。それは、周波数(frequency)が低い(low)ほど遠くまで届き(travel farther)、遠くの仲間と連絡を取れる(keep in touch)からだ。なぜなのかはまだ謎(mystery)のままである。

 

 マナティーは船との衝突(boat strike)、低温ストレス(cold stress)、生息地域の破壊(habitat destruction)などの多くの困難(challenge)により数は少なくなっている。しかし、マナティーのことをもっと理解することは保護(conservation)にも役立つ(help)かもしれない。