英文解釈のポイントを解説。
- 解説1
- 解説2 前置詞
- 解説3 接続詞 時
- 解説4 接続詞 理由
- 解説5 接続詞 比例
- 解説6 様態
- 解説7 譲歩
- 解説8 比較
- 解説9 分詞構文
- 解説10 関係詞
- 解説11 限定
- 解説12 as if / as though
- 解説13 as far as / as long as
解説1
asの基本的なイメージは「=」イコールになります。それを場合に応じて、うまく日本語にするとさまざまな言葉になるのです。
解説2 前置詞
ex. She worked as maid. 「彼女はメイドとして働いた」
後ろに名詞が来ると前置詞のasになります。「~として」と訳します。役割の意味です。She = maidということ。
ex.As a young man, he taught English in Tokyo. 「若いころ、彼は東京で英語を教えていた」
S+be動詞は省略できるのでasの後ろに名詞しか来なくても接続詞の「~とき」と訳す場合がある。
解説3 接続詞 時
ex. I ate hot dogs as I walked along the street. 「私は通りを歩きながらホットドッグを食べました」
「~のとき」という意味。接続詞なので後ろには、文型が完成した文が来る。文脈で判断する。
解説4 接続詞 理由
ex. As it is dark outside, drive carefully. 「外は暗いので気をつけて運転して」
「~ので」という理由の意味。接続詞なので後ろには、文型が完成した文が来る。文脈で判断する。
解説5 接続詞 比例
ex. As he grew up, her food preferences changed. 「彼女は成長するにつれて、食べ物の好みが変わった」
「~につれて」という比例の意味。接続詞なので後ろには、文型が完成した文が来る。比較級や変化、移動を表す意味と一緒に使われることが多い。
解説6 様態
ex. Do as I say, not as I do. 「私がやる通りでなく、言う通りにしなさい」
「~のように」で様態の意味。後ろには、完全文も不完全文も来ます。また、as節中は語句が省略されることが多い。
解説7 譲歩
ex. Cold as it was, he didn't wear a coat. 「寒かったけれど、彼はコートを着なかった」
「~ as S V」の形で「~だけれど」という譲歩の意味になる。~の部分には、形容詞、名詞、動詞が来て、Vの後ろに戻して意味が通る。
名詞 Girl as she is 動詞 Try as he might
名詞の場合は、無冠詞になるので注意。
解説8 比較
ex. Tom is as tall as Ken. 「トムはケンと同じくらいの背の高さです」
as as構文に出てくる最初のasは「同じくらい」という副詞です。形容詞のtallに修飾しています。
熟語も多いのできちんと覚えましょう。
解説9 分詞構文
ex. Knowing as I do the fact, I don't want to go there. 「私はその事実をよく知っているので、そこへ行きたくない」
I do = I know the factで2度同じことを言って強調している。as S doを置く。
解説10 関係詞
ex. America, as we all know, is a big country. 「アメリカはみんなが知っているように大きな国だ」
asは関係代名詞もある。as以下は不完全な文が続く。上の文は文中の非制限用法。先行詞はAmerica.
ex. As everyone knows, she is very careful. 「誰もが知っているように彼女はとても慎重です。」
= She is very careful , as everyone knows.
asは節全体を先行詞にしている。そのときは、前に置くことができる。
☆
1、such A as B 「BのようなA」
2、the same A as B 「Bと同じA」
3、as 形容詞、名詞 as ~ 「~と同じくらい形容詞な名詞」
ex. as ~ as ever lived. 「今までにないほど、並外れて」
4、as is often the case with ~ 「~にはよくあることだが」
5、as is usual with ~ 「~にはいつものことだが」
解説11 限定
ex. the world as I see it. 「私が見ている世界」
解説10のように、suchやthe sameも付いていない名詞を限定するときは、その名詞の代名詞をSかOの空いてる箇所に書く。訳はしない。
上の文の場合、the worldがitになる。そして、seeの後ろに置く。
解説12 as if / as though
ex. He looks as if he were ill. 「彼はまるで病気のように見える」
as if / as though 「まるで~のように」という意味になる。
解説13 as far as / as long as
ex. As far as I know 「私が知る限り」
As long as I live 「私が生きている限り」
as far as / as long asで「~する限り」という意味。