急に寒い。
問題
The movie is about the Srebrenica massacre, in which Bosnian Serb fighters killed 8,000 Muslims in Srebrenica in 1995.
Movie About Muslim Genocide Shown in Serbia for First Time
ポイント
ポイントは、, in whichのところです。まず、カンマがあるということは、非制限用法です。非制限用法は、固有名詞など、1つしかないもので補足するときに使われます。
そして、難しそうな前置詞+関係代名詞の処理ですが、そこまで難しくありません。きちんと理屈を理解していれば。まずは、理屈を確認していきましょう。
This is the town. + He was born in the town.
この2つの文を足してみましょう。まずは日本語で。「これは街です」「彼は、その街で生まれました」。これを合体させると、「これは、彼が生まれた街です」になります。
「街」は名詞ですが、それに修飾している単語はなんでしょう?「彼が生まれた」ですね。すると、英語の語順では、「街」「彼が生まれた」になります。後置修飾です。これを英語でやっていきましょう。
関係代名詞で合体させるときは、同じものを見つけるんでした。
This is the town. He was born in the town.
the townが同じですね。後者の文、説明になる文をthe townを関係代名詞にします。人以外なので、whichです。
This is the town. He was born in which.
さらに、疑問詞は前に来るという英語のルールがありますので、前にもってきます。
This is the town. which he was born in.
これを足してあげれば完成です。
This is the town which he was born in.
また、この文は別の形にできます。変形前に戻って
This is the town. He was born in which.
→ This is the town in which he was born.
前置詞+関係代名詞ごと前に持ってくることもできます。これが前置詞+関係代名詞の正体です。
さて、訳すときは注意が必要ですが、前から読むときは、前置詞+関係代名詞で区切って、関係代名詞の中身を補って読むと良いです。
This is the town / in which / he was born.
→ これは街です / 街で / 彼は生まれた
このように訳すと前から読むことができます。in whichはもともとthe townでしたね。なぜこのようなことができるのか軽く触れておきます。
I saw Tom in the station. → In the station, I saw Tom.
「私は駅でトムを見た」という文ですが、「in the station」を前に持ってきても内容は同じになります。「駅で、私はトムを見た」。これとまったく同じ構造になっていることに気付いたでしょうか。だから、前から訳しても問題ないのです。和訳するときは、注意が必要ですが、読むだけなら、このように前から読むほうが良いでしょう。
和訳
映画は、1995年にボスニア・セルビア人戦闘員がスレブレニツァで8000人のイスラム教徒を殺害した「スレブレニツァ大虐殺」を題材にしています。