英文を読み解くためのポイントが凝縮。
レベル
日東駒専からMARCH 偏差値50~60
良いところ
すぐに終わる。特別講座と書いてあるように夏休みなどの短期講座を授業にまとめたかのような参考書。そのため、基礎が出来ている人ならすぐに終わります。1日から長くて1週間くらいですぐに終わるので、そこまで時間が掛かりません。
中身は結構レベルアップするための知識や考えが詰まっています。すぐにできますが、もしかしたら、英語のコツを掴むかもしれませんね。
解説は授業を受けているみたいな口調で読みやすいですね。結構分厚いと思いますが、中のレイアウトを見ると、空白も多くすぐに読み終わってしまいます。
イマイチなところ
網羅性はない。しかしこれは特別講座なのであって、講習的な立ち位置の本なのでこれはとくに問題はない。何を望んでやるかの問題。
イマイチなところというより注意。これはインプットの教材であって、必ず練習が必要。解説がわかりやすい分、自分ができるようになったと勘違いしやすいのでそこをきちんと意識してほしい。
使い方
まずは、解釈の本を1冊は終わらせてからやったほうが良いです。けっこう英語が読めている方はそのままこれだけでもいいかもしれません。
これらの参考書が出来て、夏期講習代わりに本書というのがいい感じの使い方ではないでしょうか。
また当たり前ですが、単語と文法は1通りやっておきましょう。関先生のものだと接続はいいかもしれません。
中は普通に和訳していけばいいのですが、☆の部分に注意しながら解釈していきましょう。
覚えないといけないところは線を引いておいたほうがいいですね。復習のときはそこだけ見返せるようにしましょう。また、知識がまとまったページがあるのでそこは付箋を貼っておくとすぐに戻ることができるでしょう。
音声はついていませんが音読したほうが良いですね。本書が簡単だなと思った場合は、1日2回×5日で10回。できないと思った人は、1日5回×6日で30回を目安に音読する良いです。音読するときは訳せる、構文が取れる、ポイントがわかるなどを意識して読んでいってください。
次の参考書
解釈が終われば長文ですね。でもいきなり長文というより読み方を学んだほうが良いと思います。著者は統一したほうがいいので、関先生の読み方の長文の参考書が良いと思います。1からやる必要はなく、自分のレベルに合わせたものをやれば良いと思います。
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