塾に行っても英語がすぐに伸びない

中学生の定期試験が今後明らかに難しくなっていきます。そのため、苦手だなと思って放置しておくと、そのままずるずるずっと伸びずに中学生を卒業してしまうこともあるでしょう。



苦手な人は週1補強したからといってもダメです。最低週2か、宿題を多めに出してもらうようにしないと追い付けません。

なぜなら、長文の問題や英作文の問題が多くなるからです。長文や英作文は、勉強の最終段階のものです。単語やって、熟語やって、文法やって、長文、英作文です。しかも、最初の3つをやったらすぐに長文、英作文が出来るかと言ったらそうではありません。

最初は、読めないだろうし、量が多いので、ゆっくりです。そこから、速読に持ってくのも大変です。だから、苦手になる前に絶対に手をうってほしいと思います。

もし、苦手だとしたら、短期決戦で2ヶ月で、なんとかするべきです。のんびりとやろうとするといくらでも時間がかかってしまいます。

2ヶ月で?と思うかもしれませんが、一年くらいかけて、ずっと苦手なものを我慢して勉強するより、2ヶ月本気でやってできるようにしたほうが圧倒的に心に負担が少ないです。残りの10ヶ月が楽に感じるはずですから。

だからこそ、短期決戦です。やることは、単純です。1ヶ月で基礎の暗記と理解を徹底すること。残りの1ヶ月で長文を伸ばすこと。これが1番いいです。

よく塾では、文法だけ教えることが多いと感じますがそれは要注意です。文法なんて1~2週間でやろうと思えば出来てしまえるのです。単語も1ヶ月で1000個は、普通で出来る量です。

単語や文法はサクッとやって長文をやる中で復習してより深めていくのがいいのです。

単語は、単語帳なんかで覚えたりしますが、それでは、本当の意味できっと理解出来ないでしょう。多くの文脈で見ることによって単語は覚えていきます。つまり、大量の長文が必要なのです。文を読んでくなかで、あっ!これ単語帳で見た!と感じるときに覚えていくのです。

考えてみるとわかるのですが、教科書一冊で私たちは日本語を取得出来たと思いますか?どれくらいの文字を読んでここまで来ましたか?このことを考えると、英語という語学も教科書1冊読んだくらいでは圧倒的に足りないということがわかると思います。


もちろん精読は大切なのですが、多読も大事なのです。

話が逸れましたが、単語や文法をゆっくりやっていては、ゴールにはたどり着きません。

英語は辛いのは最初だけで、わかってしまえば、あとは量だけです。辛いのは、一瞬が良いでしょう。