直前期は欲張らない。1つずつ弱点を埋めていこう。
直前対策
直前期は、基本的に過去問をメインで勉強をします。そこで弱点を見つけて、今までやっていた参考書に戻って1つずつ埋めていきましょう。また、過去問を解くと分かると思いますが、その大学によって問題傾向が違います。しかも、同じ大学でも学部によって傾向が違うのです。しかし、多くの参考書は、その傾向だけにピックアップして勉強できるものがとても少ないのです。そのため、しっかり過去問を分析して、必要な力を確認し、また過去問に戻り、できるか確認することが大切です。この記事では、過去問を分析し、その知識を抽象化したものをお伝えします。直前対策の一助になれば幸いです。
語形変化
明治大学では、選択肢の語句を変化されて空欄に入れる問題がでます。短文の問題は、文学部で、長文の問題は、政治経済学部、商学部、情報コミュニケーション学部で出ます。自分の学部の問題を解いてしまった人は、これらの学部で練習すると良いでしょう。また苦手な人は、まずは、短文の問題で練習すると良いです。
対策1 派生語
まずは、派生語を覚えなければなりません。お持ちの単語帳に書いてあると思うので、それをはじめの方から覚えていきましょう。難しい単語は出ないので、最初から覚えていくほうが良いでしょう。また、書き取りの問題なので、曖昧に覚えるのではなく、書けるようにしましょう。
覚えるときは、接尾語の知識があると覚えやすくなるので参考にしてください。
対策2 文法・熟語
基本的な文法と熟語の知識がある場合は、派生語を覚えるだけで解けるはずです。もしできない場合は、基本的な知識と理解が不足している場合があります。きちんと復習しましょう。
解き方1 タイプを知る
問題のタイプは大きく分けて3つです。①文法・語法 ②品詞 ③熟語 ④構造の4つになります。この着眼点を持って解いていきましょう。
解き方2 5か条の注意点
さっと解いてしまうと間違えてしまうものがありますので、代表例を予め見ていきましょう。
1、care → careless のように~lessになるものがある。
2、run → running 進行形の作り方を確認する。子音がダブルものに注意
3、複数形になるかもしれない。名詞が入るとわかってもすぐに書かない。
複数形の可能性を考える
4、三単現のSを忘れない。中学1年生で習うのに年々忘れていく文法単元。
5、文脈も判断。形容詞が入ると思っても、successful、successiveのように
形容詞の形が2つ以上あるものがある。そこは文脈を捉えないといけない
知識確認1 ~品詞~
1、名詞
SVOCのSOCには名詞が来る
第3文型のSVOのOには名詞が来る
所有格+(名詞)
冠詞+(名詞)
冠詞+形容詞+(名詞)
所有格+形容詞+(名詞)
冠詞+副詞+形容詞+(名詞)
形容詞+(名詞)
前置詞+(名詞) 前置詞の後ろは名詞
前置詞+形容詞+(名詞)
2、形容詞
名詞を修飾する
冠詞+(形容詞)+名詞
冠詞+形容詞+(形容詞)+名詞
所有格+(形容詞)+名詞
形容詞の位置に分詞が来る場合ので注意
補語
SVCのCには形容詞が来る。形容詞には分詞が来ることがある。
SV+副詞+C Cを見えづらくなる
形式主語 It is 形容詞 for A to V
3、副詞
形容詞を修飾する
V+(副詞)+形容詞
冠詞+(副詞)+形容詞+名詞
副詞はどこにでも置ける
S(副詞)VO
動詞句のカタマリの中に副詞が来る
助動詞+(副詞)+動詞の原形
have been (副詞) Vpp
have (副詞) been Ving など
4、動詞
助動詞+(動詞の原形)
知識確認2 ~文法~
ここは文法の知識がきちんと身についていれば怖くない。
○三単現のS
He (visit) me very month. → visits
○過去形
He (go) to the park last night. → went
○進行形
He is (play) the piano now. → playing
○現在完了、過去完了形
I have (know) him since we were children → known
○there is構文
there is 名詞
○to不定詞
to 原形
be to構文
○動名詞
SOには名詞が来るため、動名詞を置くことができる
目的語に動名詞を取るもの
○受動態
be Vpp
助動詞 be Vpp
be being Vpp 進行形
have been Vpp 完了形
to be Vpp to不定詞
being Vpp 動名詞
○分詞
(現在分詞)+名詞
(過去分詞)+名詞
名詞+(現在分詞句)
名詞+(過去分詞句) byやOがないのが目印
SVCやSVOCのSに分詞が来る
知覚動詞、使役動詞のCの位置に来るものに注意、原形か現在分詞か過去分詞
○分詞構文
S (Ving) , SV
(Vpp) , SV
熟語系
○比較
熟語
構造を確認する
○関係詞
who / whose / whom
○仮定法
熟語系
仮定法過去、仮定法過去完了 仮定法現在
wish S 過去形
○接続詞
副詞節内のS+be動詞は省略できる
○名詞
単複同形の単語に注意
○前置詞+抽象名詞
of important
with care
○付帯状況のwith
with O C Cには形容詞が来るので、分詞も来る
対策3 ~精読~
長文タイプのときは、精読することを心がけよう。きちんと構造を捉えることで中に入る品詞を見分けることができる。形、構造から攻めていこう。等位接続詞などをヒントに解けることもある。
ex. andで繋がるものは品詞や形が同じ
あとで更新する・・・。