受験に対する曖昧な認識を変えてほしい。
- 受験は厳しい
- 自分が行きたい大学、学部の今の偏差値はどれくらいか知っていますか。
- なぜ偏差値ー5~10が受かる大学の偏差値になるのでしょうか。
- みんなと同じだと同じ結果になる。
- 自分の基準で決めない。
- 個別指導でいいのだろうか。
- 試験日は決まっている
- 第一志望はもっと厳しい
- 塾はサプリ
- 勉強時間をきちんと計る
- 勉強は質か量か
- 習ったことを完璧に復習
- 暗記からも理解からも逃げない
- ノートの取り方を覚えよう
- 英単語の暗記が大事
- 師を見つける
- 全体像は見えていますか
- 「わかる」と「できる」
- 間違えノートを作る
- 考えるとは
- 自分の結果を直視する
- 過去問をする
- 様々なものからコツを得る。
- 睡眠は削らない
- 逆転合格は甘くない
- 第一志望がすべてでない
- まず一週間頑張る
- スマホや娯楽は我慢する
- 志望校を早めに決める
受験は厳しい
一般的には通っている高校の偏差値ー5~10が受かる大学の偏差値といわれています。自分の高校の偏差値はどれくらいですか?
また、実際に自分の高校の先輩がどんな大学へ行っているのか調べてみましょう。
自分が行きたい大学、学部の今の偏差値はどれくらいか知っていますか。
昨今の私大は難化しているので、自分の認識と合っているか確認してみてください。思っているより難しいのではないですか。自分の高校の偏差値と離れている場合は相当
の頑張りが要求されることを覚悟しておきましょう。
なぜ偏差値ー5~10が受かる大学の偏差値になるのでしょうか。
それは、学校が学生にとっての世界になりやすいからでしょう。学校の基準が君の考えの基準になりやすいのです。そして、みなさんの言葉の裏側や習慣に影響を及ぼしてしまうのです。
たとえば、四択の英文法の問題を覚えたという基準はどこでしょうか。答えの数字を覚えたかでしょうか。答えの単語を覚えたかでしょうか。それとも説明を覚えたかでしょうか。はたまた、正解へのプロセスが言えることでしょうか。まだありますよ。他の選択肢がなぜ間違いかも言えるかでしょうか。
覚えたという曖昧な言葉、マジックワードは勉強の成果に直結します。これ以外にも様々な習慣が少しずつ重なり合って、大きな問題になっていくのです。
みんなと同じだと同じ結果になる。
自分の高校から出ている大学の上位またはそれよりも上に行きたい場合は、学校の人と同じことをしていてはダメです。当たり前ですね。みんなと同じだと上の先輩と同じになってしまいます。友達と同じことをして安心してはいけません
自分の基準で決めない。
もちろん行きたい大学は自分で決めてください。でも、それ以外は、自分の基準で決めないでください。合格する人の基準で決めるのです。最初はここまでやるのかと思うでしょうが、ここまでやりますよ。勝負なのですから。挑戦してください。
個別指導でいいのだろうか。
最終的にがんばるのは自分ですので、行きたいところに行くべきです。求めているサービスと合致しているところにいきましょう。ただ、自分のペースでやりたいからと思って、個別に行く場合は注意が必要ですね。
試験日は決まっている
個別指導の売りはあなたに合わせてくれるところでしょう。でも自分に合わせていいんでしたっけ。
試験日は決まっていて、ある程度はやる量が決まっています。ですので、この試験日までに終わらないといけません。でも、自分のペースで終わるのでしょうか。もし、自分のペースという言葉の裏側に「制限」という文字が浮かぶのであれば要注意です。「効率」という文字が見えているのなら大丈夫でしょう。
第一志望はもっと厳しい
受かるのも大変なのだから第一志望に受かるのはもっと難しい。5~10%しか受からないといわれている。考えてみれば当たり前で、ギリギリで受かろうとする受験生が多いからだろう。絶対に受かりたいなら第一志望より上の大学を目指して、滑り止めにできるくらい勉強しましょう。
塾はサプリ
勉強は自分でガンバるものです。週に何回の授業を受けるだけで受かるワケないのは考えてみれば当然ですね。三割受かれば良い塾といわれるくらいですからね。
授業以外の時間が大事です。塾に入ったらヤル気スイッチが入るのも神話です。
どうしても行きたい大学があるのであれば、やる気は自分で出しましょう。
しかし塾は自分から使ってやるんだという気持ちがあれば、相当に役に立ちます。情報もたくさんもっています。依存しないのが大切ですね。
勉強時間をきちんと計る
自分を数字で測るのはやってほしい。数字は客観的事実で、今後の勉強への参考になりやすい。まずは勉強時間を計ってほしい。何時間勉強したのか、勉強していない時間はどれだけなのか。数字から見えてくることは多い。
勉強時間以外にも数字は記録しておいたほうが良い。
勉強は質か量か
両方大事です。バランスです。すべてにおいてなのですが、2者択一の問題は本当に二者しかないのでしょうか。
習ったことを完璧に復習
塾に通っているのであれば、まず授業の内容を来週までに完璧にしてくる練習をしましょう。小さい積み重ねの集積で合格します。ここから始めて次に参考書も完璧にしていきましょう。
暗記からも理解からも逃げない
どちらも大事です。どちらから攻めてもいいですが、必ず2つを完成させてください。
ノートの取り方を覚えよう
ノートの目的は記憶が曖昧だからです。また、家に帰っても見返せるようにするためでしょう。ですので、家に帰って、授業が再現できないのであれば完璧とはいえません。授業が再現できないのはきっと板書以外の部分に空白があるからでしょう。ノートに書くのは板書だけではありません。
英単語の暗記が大事
暗記の基礎はここで学ぶと言って過言ではないでしょう。自分に合った暗記の仕方を見つけてください。ちなみに英単語の暗記は1、回数 2、想起 3、大量に 4、音で この4点を守ってくれれば、どんなやり方でも大丈夫です。
師を見つける
この人について行こうと思える人を見つけよう。その人を信じて、素直にしましょう。素直な人は受かるといわれますね。
全体像は見えていますか
すべては地図を手に入れることからはじめよう。結局何をやっているかわからなくなりやすい。
「わかる」と「できる」
最近の先生はわかりやすいですね。参考書もわかりやすい。しかし、それが弊害になりやすいのです。試験とはアウトプットができて点数がもらえます。わかったことは本当にあなただけでできますか?わかった気になってはいけません。
間違えノートを作る
受験でやることは至ってシンプルで、できないことをできるようにすることです。しかし、人はすぐに忘れます。もちろん間違ったことも。それではいけませんので、必ず言語化して文字として残してほしいのです。模試や過去問など3つのポイントを意識してノートに書いておきましょう。
1、なぜ間違えたのか 2、本当の正解へのプロセス
3、次回注意すること
これらを毎日音読してください。毎日です。
また、復習しやすいレイアウトにしてください。あとは、すべての科目を1つにするのがポイントですかね。
考えるとは
問題を解いているときによく先生に「考えろ」といわれたことは
ありませんか。でもほとんどの生徒は考え方を知らないので、適当に目線と動かして、考えているのではなくピンとくるか来ないかになっているのではありませんか。この場合、先生が言っている考えろというのは「論理的思考」をしろと言っていることが多いですね。ですので、現代文で習う考え方をしてみてねと言っているのです。つまり、具体抽象、対比、因果を使うのでしょう。
自分の結果を直視する
演習や過去問をやりたがらない人がいます。完璧になってからというように。気持ちはわかります。欠点を見るのは怖いでしょう。しかし受験は辛いけど自分の結果をきちんと直視して直して
いった人が勝ちます。結果を受け入れてる練習をしましょう。
また、自分では甘くみてしまいがちなので第三者に見てもらいましょう。
過去問をする
過去問を最後まで残しておくのは得策ではありません。1度敵を
知るために解くのが王道でしょう。または、E判定でも受かる人は、過去問の分析を徹底している人が多いです。傾向把握や解き方など。やる時期は受験勉強を本格的に始める前に1回。夏前に
勉強の軌道修正のために1回。秋からはガンガンしていくのが基本でしょう。
様々なものからコツを得る。
個人的には成長のコツはいろんなものに共通しているように見えます。たとえば、スポーツの練習を例に出すとわかりやすいでしょう。野球では素振りなどをしますよね。一回できても何回も
毎日繰り返しますよね。きっとそれが成長のコツなのでしょう。しかし、勉強では、同じ問題を何回も解かない人がいますね。なぜ違うものと考えてしますのでしょう。体育会系が伸びるのは、
きっと成長のコツがわかっているのではないでしょうか。
睡眠は削らない
睡眠時間を削る前に削れるものが絶対あります。カッコつけるより起きてる間はいつでも勉強してる狂人になってください。
逆転合格は甘くない
残念ながらネットで転がっている逆転合格の記事にすがるのはやめましょう。ほとんどの場合、みんなが思っている逆転合格には絶対的な量が必要です。量です。つまり、絶対合格したいという覚悟がないと量ができません。量をしていない場合は才能でしょう。
第一志望がすべてでない
大学に行くことさえもすべてではありません。それよりも大事なのは、悔いを残さず頑張れたかです。第一志望に落ちたとしても、その体験、経験が今後役に立つでしょう。
まず一週間頑張る
入塾から初めての宿題をきちんとやって来ない人は受かりにくい
といわれます。もちろん違う事例などたくさんあるでしょうが、
個人的には結構当たっていると感じてしまいます。それは、モチベーションが一番高い時期の限界がそれだと今後もそれを引きずってしまいそうだからです。
スマホや娯楽は我慢する
受験には、期限とやる量がある程度決まっています。それが終わるなら全く問題ありません。終わらないならもちろん制限するべきでしょう。
志望校を早めに決める
これは傾向と対策が打ちやすいからです。実力が相当あるなら、全部受かってから決めたらいいです。でもそういうことは少ないから決めるのです。
また、モチベーションにもなりやすいからです。人は元の自分のままでいたい生き物です。つまり、勉強していない人は勉強する新しい自分になるのをためらいます。友達との関係性ももしかしたら変わってしまうかもしれませんからね。その時、自分の殻をやぶってくれるのが、志望校へのモチベーションになります。