今日はギリシア文化。受験における文化史はほとんど暗記だから覚えるの大変だった気がする。
世界史チャレンジ。大学受験や教養、旅行の前になど。毎日少しずつ知っていこう。
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文学
ギリシア神話・・・オリンポス12神が題材
世界中の思想、芸術、文芸に多大の影響を及ぼしている「ギリシア神話」。
*“やりたい放題に”女神たちに手を出すゼウス
*男に抱かれるのを嫌がって「月桂樹」になったニンフ
*五十人の子の父となった英雄ヘラクレスと「十二の難業」
*スピンクスの謎とオイディプス王の悲劇
*争いの女神エリスによって引き起こされた「パリスの審判」
*トロヤ戦争と英雄たちの時代の終わり
…美しく壮大なギリシア神話を代表する神々の顔ぶれと系譜、世界中で語り継がれる多彩豊富な物語の数々を、わかりやすく解説!
ホメロス・・・『イリアス』 / トロイア戦争の50日間の出来事
叙事詩とは歴史上の人物や出来事などを書いた詩のこと
トロイア戦争の末期、物語はギリシア軍第一の勇将アキレウスと王アガメムノンの、火を吐くような舌戦に始まる。激情家で心優しいアキレウス、その親友パトロクロス、トロイア軍の大将ヘクトルら、勇士たちの騎士道的な戦いと死を描く大英雄
叙事詩。
トロイア戦争が終結。英雄オデュッセウスは故国イタケへの帰途、嵐に襲われて漂流、さらに10年にわたる冒険が始まる。『イリアス』とともにヨーロッパ文学の源泉と仰がれる、ギリシア最古の大英雄叙事詩の、新たな訳者による新版。
ヘシオドス・・・『労働と日々』/ ニートの弟へ労働の素晴らしさを説く
『神統記』/
餓えをしのげるよう神々が我々に与えたもの、それが仕事すなわち農耕である。こうヘーシオドスは説き、人間が神ゼウスの正義を信じ労働に励まねばならぬことわりを、神話や格言を引きつつ物語る。古代ギリシアのこの教訓叙事詩からは、つらい現世を生き抜く詩人の肉声が伝わってくる。『ホメーロスとヘーシオドスの歌競べ』を付載。
ホメロスと並ぶ最古の叙事詩人ヘシオドスが唱いあげるギリシア諸神の系譜。宇宙の始源、太古の神々の生誕から唱い起こし、やがてオリュンポスの主神ゼウスが、凄惨な戦いののち、ついに世界の統治者として勝利と栄光を獲得するに至るまでを力強く物語る。ギリシア神話、宇宙論のもっとも基本的な原典。
サッフォー・・・女性詩人 / 恋愛を題材にした叙情詩
古代ギリシアの代表的抒情詩人サッポオ,アルクマアン,アナクレオーン,シモーニデース等の代表作をはじめ,ローマのホラーティウスやエジプトの詩に,関連する中世・近代の詩を収めた抒情詩の集成.ヨーロッパの抒情詩の流れをふまえて選ばれた名作を鏤骨の名訳で贈るギリシア・ローマ抒情詩集の決定版. (解説 久保正彰)
ヘロドトス・・・『歴史』/ ペルシア戦争の歴史 / 物語風の歴史
「歴史の父」の名を冠されるギリシアの史家が述べる,前五世紀のペルシア戦争を頂点とする東西抗争,東方諸国の歴史.著者は,ギリシア人と異邦人とが果した偉大な事跡,両者が争うに至った原因を後世に伝えるべくこれを書いた.何よりもまず正確さが重視され,豊富に織りこまれた説話は長巻を飽かず読ませる魅力をもつ.
トゥキディデス・・・『歴史』/ ペロポネソス戦争の歴史 / 客観的な歴史記述
古代地中海世界をゆるがしたペロポネソス戦争。その激闘を克明に記し、「力」の鬩ぎ合いに透徹した視線を注いで「歴史学」誕生の契機となった名著。
芸術
フェイディアス・・・ 『アテナ女神像』(→画像)/ パルテノン神殿再建工事に携わる。
建築
演劇
三大悲劇詩人・・・アイスキュロス、ソフォクレス、エウリピデス
トロイアー戦争のギリシア側の総大将アガメムノーンは,苦節10年の末ついにトロイアーの都イーリオンを攻略し,ようやく帰還した.しかしそこで彼を待ち受けていたのは,留守の間に不義を重ねていた王妃クリュタイメーストラーと,父アトレウスの王位継承権争いに始まる,一家の血にまみれ呪われた運命であった.新訳.
オイディプスが先王殺害犯人の探索を烈しい呪いの言葉とともに命ずる発端から恐るべき真相発見の破局へとすべてを集中させてゆく緊密な劇的構成。発端の自信に満ちた誇り高い王オイディプスと運命の運転に打ちひしがれた弱い人間オイディプスとの鮮やかな対比。数多いギリシア悲劇のなかでも、古来傑作の誉れ高い作品である。
エウリピデス・・・『メデイア』
メデイアは敵将イアソンと恋に落ち、父にそむき、弟を殺し、故国コルキスを離れてイアソンの故国テッサリアに逃れる。だがイアソンに王位を譲らない弟ペリアスがあるのを知ると、陰謀によってペリアスの娘たちに父を殺させる。テッサリアにいられなくなった二人はコリントスへと亡命し、二人の子供をもうける。しかしイアソンはコリントス王の娘を妻に迎える。メデイアは激しい憎悪のとりこになって…
アリストファネス・・・『女の平和』/喜劇詩人 / ペロポネソス戦争
男が戦争を終らせるだけの能力がないのに愛想をつかした女主人公リューシストラテーは,アテーナイの女たちをアクロポリスに立てこもらせ,市民が和議を結ぶまでは男と床を共にしないと誓わせる.女たちの男に対するセックス・ストライキは功を奏して,ついに和平が実現する.滑稽な中に作者の真剣な平和への熱望が溢れている.
自然科学(イオニア自然哲学)
主な労働は奴隷が行っていたので、ギリシア人は暇なのでたくさん考えることができます。以下の彼らは万物の根源について考えました。
タレス・・・万物の根源は水 / 哲学の父
ピタゴラス・・・万物の根源は数
ヘラクレイトス・・・万物の根源は変化そのもの(火)
デモクリトス・・・万物の根源は原子(アトム)
医学
ヒッポクラテス・・・病気の原因を科学的に解明 / 西洋の父と呼ばれる。
ソフィスト
ソフィストとは、弁論、修辞の職業教師のこと。
プロタゴラス・・・人間は万物の尺度である。人によって考え方が違うということ。
哲学
ソクラテス・・・客観的真理 / 民衆裁判で処刑される。
ソクラテスは国家の名において処刑された。それを契機としてプラトン(前427‐前347)は、師が説きつづけた正義の徳の実現には人間の魂の在り方だけではなく国家そのものを原理的に問わねばならぬと考えるに至る。この課題の追求の末に提示されるのが、本書の中心テーゼをなす哲人統治の思想に他ならなかった。プラトン対話篇中の最高峰。
アリストテレス・・・ 現実主義、経験論的立場 / 万学の祖 / 『政治学』
プラトンと並ぶ思想家であるアリストテレスの残した著作を翻訳。プラトン的理想主義を排し、現実の国家組織の分析から実現可能な政体を論じた「政治学」の全8巻を収録する。
今日はここまで。ではまた次回!