英語の品詞感覚を養う記事シリーズ。
☆勉強法
できれば、ノートを取りましょう。色分けした文と白文を用意してください。復習するときは、白文を見て何も見ずに自分で色を付けられるようになるまでしましょう。
☆復習
副詞の語順は?
副詞と第5文型の関係は?
わからなかった場合は復習しましょう
☆前置詞
前置詞は「名詞」と合わさって、「形容詞句」か「副詞句」になります。つまり「形容詞」か「副詞」の役割になるということです。
名詞の部分は名詞1語ではなく、名詞の役割になるものという意味です。2語以上で名詞の役割になるものはやりましたね。それらを置けるということです。
☆様態の副詞
様態の副詞とは動詞の状態や様子を表すものです。基本的な置かれる位置は、
このように、完成した文型の後ろ側になります。では実例を見てみましょう。
☆文型
☆第1文型
ex. I runs fast. → I runs (fast)
様態の副詞は完成した文型の後ろに置かれるのでしたね。そして、文型に関係ないのでカッコに入れましょう。
つまり、このようになります。
☆第3文型
ex. I study English very hard. → I study English (very hard). 「私はとても一生懸命に英語を勉強します」
副詞は副詞を説明することができます。なので、very → hardをいえるのです。2つが合わさって副詞のカタマリになります。
「very」は副詞、「hard」は「形容詞」。合わせて、形容詞になります。
様態の副詞は完成した文型の後ろに置かれるのでしたね。そして、文型に関係ないのでカッコに入れましょう。
☆場所と時の副詞
次は場所と時の副詞をやりましょう。基本的な置かれる位置は、
このようになります。どちらも完成された文型の後ろに置かれます。そして、さっきやった「様態」のと位置は「様態」「場所」「時」のような語順になります。どれも文型に関係がないのでカッコにいれましょう。
☆文型
☆第1文型
ex. He often runs in the park on Sunday. → He (often) runs (in the park) (on Sunday.) 「彼はしばしば日曜日に公園で走ります」
oftenは頻度を表す副詞。一般動詞は前に置かれる。文型に関係がないのでカッコに入れる。
前置詞+名詞は形容詞句か副詞句になる。この場合は副詞句。「冠詞」「名詞」は名詞の役割だからね。
in the parkは場所の副詞、on Sundayは時の副詞なので完成した文型の後ろに置かれる。文型に関係がないのでカッコに入れる。
☆第3文型
ex. We often play soccer at the station in my city at 2 on Sunday. → We (often) play soccer (at the station) (in my city) (at 2) (on Sunday). 「私たちは日曜日の2時に自分の町の駅でサッカーをよくする」
oftenは頻度の副詞。一般動詞の前に置かれる。そして文型に関係ないのでカッコにする。
前置詞+名詞で副詞句か形容詞句になる。at the stationは場所の副詞句。in my cityは場所の形容詞句。at 2は時の副詞句、on Sundayは時の副詞句。完成した文型の後ろに置かれるのでしたね。かつ、文型に関係ないのでカッコに入れましょう。
ここでプラスの覚えること。場所、時の副詞が2つ以上合った場合にはまた配置にルールがある。場所の場合は、小さい場所から大きい場所に置かれていく。時の場合は、短い時間から長い時間に置かれていく。
そのため、 (at the station) → (in my city)、 (at 2) → (on Sunday) の配置になっているのです。
まとめるとこのようになります。
では今日はここまでまた次回!復習は忘れずに!