観察力をつける。
レベル感
入試基礎~私大標準
表紙に「英文法以上英語長文以前」と書いてあるようなレベル感。
良いところ
この本を学ぶ人へのところにこの本のコンセプトが載っているが、その内容がよい。
英文にはすべて構造が載っている。
何回も大切なポイントを練習できる。これでもかと同じポイントが出てくる。でも、意識して練習しないと意味ないから、ちゃんと、ポイントを使うよう意識して読むこと。
良い感じに騙される英文が載っていて勉強になる。良い英文が選定されている。
解説が詳しい。なぜこう考えるのか、こう考えてはいけないのかが丁寧に解説されている。独学にはうれしいのではないか。
単語の解説が良い。訳だけでなく、プラスのポイントが書いてあってよい。品詞を意識していて、すごく良い。
部分訳と全体訳が分かれており、部分訳は直訳に近くて便利。
CDが一応付いている。参考書に書いてある解説だけで十分。
和約の仕方も詳しく書いてあり、国立の対策にも使える。
イマイチなところ
人によっては、文章が多く感じてしまう。スッキリとしたのが好きな人には合わないかもしれない。
他の文法書と理解の仕方が違う箇所があるので人によっては、合わないかもしれない。あと、少し説明が足りない箇所もある。
網羅度は低い。下をやるとオーバーワークになるかもしれない。
索引がない。整理されていないので、もう1度勉強するときは少し大変。
勉強法
1、熟考編をコピーする。
2、自力で訳してみる。SVOCなど、構造も把握する。
3、熟考の手がかりをヒントにして考えてみる
4、解説を読む。単語や文法、なぜそのように解釈しないといけないのか。次回間違えないようにするには、どうしたらいいかなどを考える。
5、10回音読する。構造と訳を意識しながら読む。
6、日にちを空けてもう1度訳してみる。できないところは再度、復習して、音読を5回する。
7、できないところは、再度復習を行う。すべての文ができるようになるまで行う。
前にやる参考書
文法をきっちりと覚えてから解釈に移る。
同じレベルの参考書
正直、英文熟考をするならこちらのほうがオススメ。こっちのほうが整理されていて、網羅度が高い。
後にやる参考書
少しレベルが上がった解釈書を紹介。自分の行きたい大学のレベルに合わせてレベルアップするといい。
同じ著者で上のレベル。
Marchだったら、これを練習用にするといい。
日東駒専~Marchだったら、これを練習用にするとよい。
早慶なら、長文をはさみつつ、こちらへ。
March~早慶なら、これを練習用にするとよい。