She is easy to read. 簡単な単語だけど読み間違える文章

文法も大切。

www.youtube.com

 

この文章をきちんと訳せるでしょうかという問題です。どの単語も中1で習う単語です。もしかしたら、小学生でも知っているかもしれませんね。そんな単語なのに正確に訳せない人がいるのです。怖い怖い。

 

文法力がない人は、基本的に単語の意味から勝手に訳を推測します。こういう単語だから、きっとこういう意味なんだろうと。文法というルールを無視して、いわゆる連想ゲームをしています。これでは結局ちゃんとした英語力を育てることができません。だって、勘で訳しているだけなのですから。しかも、間違えだって気づいていない可能性だってある。だから文法の力が必要なのです。文法は大事です。ただ、それを上回る量があれば問題ないです。

 

さて、She is easy to read.について簡単に見ていきます。これをtaugh構文だと見抜けないと、readの後ろにbooksなんかを勝手に補って、「彼女は簡単に本が読める」みたいな訳を作り上げてしまいます。

 

しかし、tough構文だとわかれば、readの後ろには、she(her)が省略されているとわかり、「彼女を読むのは簡単だね」「顔に出やすいね」みたいな訳になることがわかるのです。

 

tough構文とは、

S be 形容詞 to V の形をとり、形容詞のところに難易度や快不快などを表す意味の形容詞が入るときの構文のことです。このとき、Vの後ろには欠けたところがあり、それは、Sと一致します。これがtough構文です。

 

さて、まとめです。結局勉強はバランスが大事です。どれが欠けても不完全です。文法は大事ですが、もちろん、ほかのことだって大事です。バランスよくいろんな分野を勉強していってくれたらいいなと思います。