鍛えるのは国語力

まじで国語力。

どんなにすごい先生の話を聞いても、成績に差が出る。それはなぜか。国語力の問題がまずあると思う。

 

簡単に言うと、先生の話を聞いて、どれだけ理解できるかって人それぞれなわけ。これが、1つの要因。もちろん、暗記しない、演習しないみたいな要因もあるんだけど。

 

今は、勉強に関して情報がたくさんある。youtubeには授業動画もたくさんあり、参考書だってわかりやすいものがほんとうに増えた。生徒に英語を教えているが、ほとんどのことは、参考書に書いてあるし、読んでくれたら教えることなんてないとも思っている。

 

でも、実際はそんなことはない。参考書のここを読んできてって指示して、後で確認すると全然理解できていない。ビックリ。参考書にめっちゃわかりやすく書いてあるのに。

 

最近は、参考書学習が最強みたいな時代になりつつありますが、全くそんなことはなく、それは上位生だけで、それ以下の人たちは、参考書に書いてあることを理解することさえできていないのが現状だと思います。このことに気付いてほしい。

 

ということで、国語力がないと、実は勉強があまりうまくいかないんですね。じゃあどうしたら良いかっていうと、特効薬はないのですが、4点を意識してほしいなと思います。

 

まずは語彙力。結局は語彙力にたどり着く。意識的に語彙力を増やしてください。勝手には増えないです。頑張らないと増えないよ。

 

次は、言い換えを意識するです。つまり、こういうことかな?のように、自分の言葉で言い換える練習をみてください。

 

そして、とにかく言語化する。これも大事です。自分の考えていることなどを言語化する習慣をつけてみましょう。自分の思考をしっかりと言葉にしてみる。実はこれは、問題を解くときにも、役立ちます。読解の問題を間違えるときは、必ず、どこかで間違った思考をしているから間違えます。しかし、この思考回路は、意識しないとすぐに忘れてしまうのです。すると、また同じミスをします。この悪循環を断つために、言語化してほしいのです。言葉にして残しておけば、ミスは減っていきます。

 

もう1つは、人に説明するということ。人に過不足なく説明するとなると、論理関係がしっかりしていないと、伝わらない。勝手に論理の飛躍をしたりしないように、説明するときに、どんな情報が必要か、どういう順番が良いのか、どんな言葉が良いのかなど、考えながら、説明してみましょう。できれば、それを判定してくれる厳しい先生を見つけてくれるといいですね。

 

とりあえず、この4点を意識すると、ゆっくりではありますが、着実に国語力は上がっていきます。