英文解釈の勉強はどうすればいいですか?

英文解釈の勉強はどうすればいいですか?

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 大前提として、先生に習っているなら先生の言うとおりに、参考書で勉強しているなら、その本に書かれた通りに勉強するのが良いと思います。

 

 ただ、2つ外してはいけないポイントがあるので、そこについて話したいと思います。

 

 1つ目は、なぜその解釈をするのかを説明できるようにすることです。きっと解説を読めば、そこがSになったり、この文法を使っているなどはわかると思います。

 

 しかし、それでは、進歩しないのです。力はつきません。つけてほしい力は、初見の英文を見たときに、解釈できる力をつけることです。そのためには、英文の解釈に納得するだけではなく、どこを目印にすれば、どう考えれば解釈をできるようになるかに目線を向けていくことが大事です。なぜここはSにしなければならないのか、なぜ、この構文に気づけるのかなどです。

 

 2つ目は、訳せるようにすることです。解釈を勉強する目的は訳せるようにするためです。1文単位で難しい文も訳せるようになれば、どんな長文も読めるという考えから英文解釈をするのです。そのため、SVOCが振れたからと言って完璧ではありません。訳せるようになって完璧なのです。ただ、和訳の問題ではないので綺麗に訳す必要はありません。理解できる程度で大丈夫です。

 

 この2点を外していなければ、解釈の勉強は大丈夫です。

 

  その後は、前から処理する練習をしなければなりません。そのためには、スラッシュリーディングを予測する技術が必要です。ぜひ下の記事を参考にしてください。

 

nicochan0923.hatenablog.com

 

 

 音読について話しましょう。音読はやったほうが良いです。精読が終わったら、前から解釈できるようにしてください。次に音読をしましょう。最低5回、普通は10回、できれば30回を目安にするといいと思います。一気にやるというより、日を改めてやってください。例えば、1日5回×6=30回という風にしましょう。

 

 実際に音読するときの注意ですが、①前から訳せること、②構文や区切れがわかることが大切です。できるなら音声がある教材でやるのがいいでしょう。