【全体像】大学受験の英語ルートマップ

 受験英語の王道。英語の勉強の何をしなければいけないのかを紹介。

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受験における英語で何をすればよいのかを書いたもの。それが大学受験の英語マップ。これを読むとこれからやらなければいけないことの全体像が見えるようになります。すると、対策がしやすいでしょう。是非活用してください。

 

 

1、単語

 まずは何より単語が大事です。単語は知っているか知らないかの世界です。ある程度は知らないと話になりません。まずは単語の暗記から始めましょう。

 

 基本的には2000語レベルの単語帳を1冊仕上げましょう。ただ、志望校によっては、ターゲット1400など語数が少なくても対応できます。

 

 注意してほしいのは、中学レベルがあやしい人はそこを先にしましょう。早く進むより基礎をきっちりしましょう。もちろん文法もあやしければ戻ってくださいね。

 

 英検の単語帳でも対応可能です。その場合は2級まで仕上げて、余裕がある人は準1までやりましょう。それ以上はオーバーワークです。

 

  また、もちろん、長文や過去問を読んでて知らなかった単語も覚えなければいけません。

 

  英語の勉強は単語に始まり、単語に終わります。

 

 

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英単語は1000覚えるとレベルが1上がります。1日100個でやっていくと10日で終わります。もちろん復習はいるでしょうが、単語が原因で読めないと思ったら短期でガッと詰めるのもアリです。

 

2、文法

  文法は暗記と理解の両方が大事です。理解だけに偏っても、暗記だけに偏っても後に伸びなくなってしまいます。両方バランスよくしてください。

 昨今英文法の単独問題を出す大学が減っていますが、長文でも大事になってきますので、飛ばさずにやってください。

 まずは、理解系(授業や参考書など)のものやって、次に暗記していきましょう。暗記するためには4択の問題集などがいいです。分厚いものを一冊仕上げておけば問題はないでしょう。

 4択の問題集で勉強するときは、勉強の仕方に注意してください。ただの暗記にならないようにプロセスを重視して解けるように練習しましょう。でないとなかなか伸びず、初見の問題に対応できなくなります。

 

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 ↑ 最初に知ってほしいことを書きました。すぐに読破できますよ。軽く見ちゃいましょ。

 

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 ↑ 英文法が不安な人は是非一読。

 

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 ↑ 苦手な分野だけでもやる価値あり。

 

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英語で大切な品詞の感覚を養う記事シリーズ

 

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 ↑ 4択問題集をやる前に是非一読。

 

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 英文法の解説記事。苦手な箇所や知らないところだけさくっと確認しよう。

3、熟語

 暗記ものが片付いたタイミングで熟語を覚えていきましょう。熟語はやっていない人がいるかもしれませんが、後半でかなり大事になってきます。必ず終わらせておきましょう。 

 

 ほんとに時間がないなら4択問題集にあるイディオムでも良い。本来は1冊仕上げるべきである。

 

 だいたい300語覚えるとレベルが上がっていく。受験では1000語あれば大丈夫。

 

4、英文解釈

 単語と文法が終わったら長文がすぐに読めるようになるかといえばそうではない人が多いです。それはきっと点の勉強しかしていなかったからでしょう。文法では習う範囲が書いてありますが、長文には書いてありません。この文法を使えばよいという観察力が必要になってきます。また、1つの文法だけでなく複数の項目が絡まった複雑な文もこの時点では読みにくいでしょう。それを練習するのが英文解釈だと考えてください。

 

 ここを挟むことで、1文がきちんと読めるようになっていきます。つまり、長文は1文のカタマリなので、英文解釈をすれば長文が読めるようになるという考えです。

 

 英文解釈の勉強のやり方は、構造や訳をそのまま覚えるのでなく、どうしてこういう構造や訳だと考えられるのかのプロセスを重視して勉強してください。判断の仕方を習得してください。

 

 だいたい70~100個やるとレベルが1上がる印象。

 

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持っている解釈書と一緒に使うと効果的な記事シリーズ。

 

5、パラグラフリーディング

 パラグラフリーディングが必要か必要じゃないかというお話。様々な意見があると思います。よくあるのは「きちんと読めば解けるからいらない」ですかね。前提としてこれは大正論です。まったくもって正しいのです。和訳を見たらきっと高得点が取れると思いませんか?だから、パラグラフリーディングの教材は無理にやる必要性はないと個人的にも思います。

 

 しかし、多くの人は必要になってきます。なぜでしょう。それは、きちんと読めないからです。訳しているだけで、内容を理解しようとしていないからです。みんな訳すのに必死でそこで終わってしまっているのです。大事なのは、内容を理解することなのに。

 

 こういう人は、読むってなんだろうということを少し後押ししてあげる必要があります。まさに、現代文でやった勉強を英語に移しかえてあげる作業です。それがパラグラフリーディングだと考えてください。

 

  この読み方は、習った当初というよりは後々にササることが多いです。伸びの成長を感じなくなって、久しぶりに見返してみたりすると効果がある場合がありますね。

 

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6、解法

 読めれば解けるというのは半分正しくて半分間違いです。私たちが日本人なのに現代文で満点が取れないのと同じことですね。そのため、英語においてもきちんと解法を学ぶ必要があります。解き方、解法は一般的なもので底上げをしつつ、志望校の傾向には合わせていくのが理想ですね。また、習った解法で解く練習と同時にどの解法を使うかを選ぶ練習をするのも大事です。

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長文の解法を説明した記事シリーズ

 

7、背景知識

 背景知識はなくても長文を読めるのが理想ですが、知っていれば、読みやすいのは間違いないでしょう。最近の入試問題は直近の出典が多くなりつつあります。勉強だけでなく色んな話題にアンテナを張っておくとよいですね。

 すると英字新聞からの出典が多いので、読んだほうがいいのかなと思うでしょうが、必要ないですね。ベターではあるけれどもマストではないです。それなら、違う科目のマストなものをやったほうがはるかに良いでしょう。

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↑ 暇な時間に軽く読もう。

 

8、長文演習

 英語の問題の花形はやはり長文でしょう。ここで点数が取れないとどうしようもありません。頑張って演習しましょう。長文の練習は質が大事なのはもちろんのことですが、やはり量には勝てません。質を保ちつつ、量をかせいでください。

 あとは、自分に足りないものをその都度戻ったり、増強したりすればいいのですね。

 

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 長文はだいたい10文をしっかり単語、文法、構文、音読などすると1レベルが上がる印象。だいたい50~100文は読む必要はある。よく聞く過去問20年分やれという話ありますよね。長文の問題を2~4題と仮定するとそれぐらいになりますから、個人的にはだいたい当てはまる数字じゃないかなと考えています。

 

9、速読

 テストは時間との勝負です。今日の入試問題は文字数がかなり多くなってきていています。速読の練習は必須でしょう。

 また、そうはいいつつも限度があります。時間が足りない原因のすべてを速読ができないことに求めるのもどうかと考えます。実際は速読ではなく、解くのに時間を掛け過ぎていることが多いです。その点も考慮にいれておきましょう。

 

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↑  上の記事ではスラッシュリーディングなどについて書いてあります 。

 

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↑  実際にスラッシュリーディングの基礎を叩き込むトレーニングはこちらになります。自分でスラッシュを引けるようになるためのシリーズ。

 

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10、リスニング

 まず覚えてほしいことは、すぐには聞き取れるようにならないということです。そのため早めの対策が必要です。まずは自分はリスニングが必要かどうかきちんと調べてください。

 また、リスニングというととにかく聞かないといけないと思いがちですが、実はリーディングの力が必要です。前から読めない文章は聞けません。

なので、リスニングの前にある程度のリーディングの力をつけておく必要があります。

 

11、分野別対策

 正誤問題や英作文などが該当します。これらは対策をしなければならないので、予め過去問を見て、対策が必要なのかどうかを確認しましょう。

 

12、過去問

 過去問は、勉強を始める前に1回、夏前に1回、基礎が終わった9月~10月からは過去問を中心にやりましょう。

 まず、勉強を始める前に入試問題と自分のレベルとの差を確認するために1回しましょう。まったくできなくてもかまいません。ただ、目標が見えていないと勉強の方向が定まらないのでやってもらうだけです。

 次に今までの勉強が合っていたかを確認するために夏前に1回しましょう。ここで解いてみて、勉強の軌道修正をしましょう。

 そして、基礎が終わるタイミングからは過去問をメインで演習していきましょう。志望校の対策は怠ってはいけません。必ず復習をしてください。

 

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↑ 過去問の解説。理解をアシストする記事。

 

 

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