考えてみた。
単語はやっているという前提で話します。英文法をいくらやっても伸びない人がいます。それは、完全にやり方の問題でしょう。
The earth goes around the sun.
この英文を見たときに、英文法のポイントがすぐに頭に浮かぶでしょうか。これは、不変の真理と呼ばれる現在形のポイントになります。
英文法を勉強するときに、ポイント → 例文の順番で勉強している人が多いと思いますが、それでは大事な部分が定着しません。大事なことは英文を見たときにポイントとなる英文法を判別できる洞察力です。
当たり前ですが、初見の文章には、ここは不変の真理だよなんて書いてありません。英文を読むときに、ここは不変の真理なんだなと思える洞察力が必要なのです。この力があるからこそ、どんな初見の文章でも訳すことができるのです。
では、どうやれば身に付くのかを順序立てて説明します。
1、まずは、総合英語などの網羅されたものでポイント → 例文の形で理解する。理解しないと応用ができないので、まずは、理解が大事です。
2、例文からポイントを言えるようにしよう。この例文のポイントは不変の真理で、~の時には現在形にする!というように。
総合英語は、だいたい例文のまとめが載っているページがあるので、そこの例文を見ながら、ポイントはなんだったのか、また訳はなにかを言えるようにしましょう。なぜ、そのポイントだとわかったのかもきちんと言えるようにしましょう。ちゃんとポイントを暗記してください。暗記は大切です。ここのフェーズが抜けている人が多い。
3、英文解釈の参考書をやる。1と2は基本的に1つの文に1つのポイントでした。しかし、実際の英文はポイントがたくさん詰まっています。そのため、ポイントがたくさん入った文章で、どのポイントを使うことができるのかを判断する練習をしましょう。
4、精読と多読を交互にする。あとは、量をこなして、慣れのフェーズです。ここで、多読だけに走ってしまいそうですが、たまに精読を加えるとよりレベルが上がります。どちらかに偏らず、バランスを取って勉強することが大切です。
大切なことなので、もう1度いいますが、暗記は大切です。ポイントは暗記しないといけません。さらに英文からそのポイントを引き出せる洞察力が大切です。