文法の解説。大学受験、英検、TOEIC、大人の学び直しなどに。
解説1 現在形とは
現在形とは「普遍的なことや繰り返されること」に使う動詞の形です。今を中心として、過去から未来にわたるある程度の期間に成り立つ行為や状態を表すのに使います。つまり、「変わらない」ことを表現するときに使うのです。現在というと今のことと思ってしまいそうですので注意しましょう。
解説2 be動詞
次は動詞の形を見てきましょう。まずはbe動詞のときです。be動詞の形は主語によって変わります。上の表のように3つの形に変形します。そのため、主語がどのタイプか判断できるようにならなければ、なりません。見分けるときのポイントは以下のとおりです。
解説3 be動詞 否定形
ex. You are a vampire. 「あなたは吸血鬼です」
→ You are not a vampire. 「あなたは吸血鬼ではありません」
be動詞の文を否定するときは、be動詞の直後に「not」をつけます。また、be動詞はnotと合体して1文字にすることもできます。
解説4 be動詞 疑問形
ex. You are Superman. 「あなたはスーパーマンです」
→ Are you Superman? 「あなたはスーパーマンですか?」
Yes, I am(Superman) / No. I am not (Superman). 「はい、そうです/いいえ、ちがいます」
be動詞の文を疑問文にしてあげるには、be動詞を一番前に持ってくれば良い。そして、文末に「?」をつける。注意なのは、先頭にもってきたら、大文字にしてあげること、そして二番になった単語は小文字にしてあげること。でも、人の名前は大文字のままで大丈夫。
疑問文の答え方は、「Yes、No」で答える。でもそれだけでは不十分です。その直後に、「、」をつけて、私が私がスーパーマンかどうか教えてあげましょう。ただ、普通は()の部分は省略します。なぜかっていうとクドイからです。言わなくてもわかるときは省略しちゃうのです。
そして、「そうです/違います」というのは直訳では正しくない。けど、そうしたほうが自然だから使っているだけなので注意。最後に、疑問文に答えるときに注意してほしい点をチェックしましょう。
解説5 一般動詞
一般動詞とは、be動詞以外のすべての動詞のことです。この2つは、否定文、疑問文の形が違うので分かれています。
解説6 三単現のS
ex, I play the piano 「私はピアノを弾きます」
You play the piano 「あなたはピアノを弾きます」
He plays the piano 「彼はピアノを弾きます」
一番下の文にだけplaysとsが付いてるのがわかりますか。このsは三単現のSと呼ばれます。三単現とは、三人称、単数形、現在形の略です。be動詞ではなく、一般動詞のルールです。詳しくは別記事で。
解説7 一般動詞 否定文
ex. I play the piano → I do not [don't] play the piano.「私はピアノを弾きません」
He plays the piano → He does not [doesn't] play the piano.「彼はピアノを弾きません」
一般動詞を否定文にする場合は、基本的には、動詞の前に置きます。sがつくかつかないかで否定形の形は違います。また、短縮形もあるので覚えましょう。
否定形にする場合は、助動詞のdoを使います。そして、そのdoにnotをつけて、動詞の前に置きます。
一方、sが付いている動詞の場合は、助動詞のdoにsがつき、doesにします。sが移動したので、元の動詞は原形にしましょう。
解説8
ex. You play the piano. → Do you play the piano? 「あなたはピアノを弾きますか?」
疑問文にするときの詳しい手順を見ていきましょう。
ex.He plays the piano. → Does he play the piano? 「彼はピアノを弾きますか?」
次は、sが付いた一般動詞の場合です。詳しい手順を見ていきましょう。
ex. Do you play the piano? → Yes, I do / No, I don't. 「はい、弾きます/いいえ、弾きません」
Does He play the piano? → Yes , he does / No , He doesn't. 「はい、弾きます/いいえ、弾きません」
最後に 疑問文の答え方をやりましょう。まず、Yes、Noで答えましょう。be動詞と同じ感じです。
覚えるポイント
1、現在形とは
2、be動詞の形、短縮形、否定文、疑問文と答え方
3、一般動詞の形、短縮形、否定文、疑問文と答え方
4、三単現のSのつけ方
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