【参考書】関正生のThe Rules 英語長文

 すげえの出た。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

雑感

すごいの出たなと思いましたね。おおざっぱに言ってしまえば、プラチナルールをきちんとした感じの本です。今まで出した本の知識が全部入っている本です。

 

 

 

もうちょっと詳しく書きます。この本の目的は、構文力、読解力、解法力の3つをバランスよく鍛えるものになります。また、The Ruleと書いてあるように、ルールが84個あって、それを意識しましょうというものです。このルールは多くの長文で使うので知っていて損はないでしょう。ただ、1冊で84個学べるのではなく、4冊で合計84個学べることに注意しておきましょう。

 

ちょっと話が脱線しますが、場当たり的に長文を解いても何も経験値がたまりません。とくに現代文に多いのですが、解けば成長すると思っている人が結構います。もちろん成長する人もいるでしょうが、ほとんどは全く成績に直結していません。次に活かす勉強をしてる人が少ないのです。

 

 

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 次に活かす勉強とは、どう考えればよかったのか、どんな知識を使えばよかったのかなど、初見の問題に対処するときどうすればいいのかを意識する勉強のことです。

 

 話が戻ってきました。それがルールなのです。それをガッツリ学べる1冊になっているのではないでしょうか。良い点についてもうちょっとしっかり話します。

 

良いところ

音声がついてる。音読を30回を推奨していますね。

 

レベルが分かれていて自分に合ったものが出来る。解説もまあまあ詳しい。必要十分というやつ。

 

文字数に関係なく、そのレベルに合った文を採用している。これはポラリスでも同じですね。文字数を気にする場合は、

 

 こちらのほうが良いですね。

 

掲載順にこだわっている。最初は難しい文で読むことを意識して、そのあと、細かいことや解くことに移行している。

 

問題ごとに難易度が書いてある。

 

スラッシュリーディングのページがある。ここは他のものとは違い、ちょっと凝ってありますね。絶対切る箇所と切っても良い箇所の2種類あります。従来は構造上は区切るけど、区切りすぎると意味が捉えづらくなります。そのため、大きく意味を捉えようということを意識しているとのこと。

 

SVOCはすべての文に書いてある。ただ、解説の部分が1,2と3,4で違うので注意。

 

イマイチなところ

個人的なものなんで参考までにしてくださいね。

 

レイアウトがあまり好きではない。

 

文字が小さく、ビッシリで疲れてくる。それだけ濃いということなんだけれどね。


ケチケチせずに、1~4までのルールを後ろにまとめてくれたら良かった。


ルールに戻るのが地味にめんどくさい。やっぱりまとめのページがほしい。

 

 使い方

本書に使い方が結構しっかり書いてあるので、その通りやっていってくれたらよい。音読の箇所もそれ通りしてほしいですね。

 

 

どの長文を使ったほうが良いか

  長文の参考書がありすぎてどれを使ったらいいかわからなくなりますね。そのため、迷いそうなものをピックアップして説明していきます。

 

 まずThe Ruleは長文の読み方を学ぶのに適しているので、読み方を学びたい人の1冊目に最適です。自分に合ったレベルのものをすればよいと思います。

 

 

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こちらですね。本書と類似している点が多い参考書になります。中身のルールについては似たり寄ったりです。特訓リーディングをオススメするのは、1冊でなんとかしたい。私大の人ですね。The Ruleは結構様々な問題で構成されていますが、特訓リーディングは、完全に私大向けの問題構成になっています。私大の人は特訓リーディングでいいかなと思います。それに30題入ってるのでお得です。

 

The Ruleとの違いは、スラッシュリーディングがないところ、解法に関するまとまった部分がないところ。しかし、The Ruleにはないパラグラフのまとめはあるところ。

 

 

 こちらは、完全に音読用。英語長文に慣れるもの。英語長文が苦手な人の1冊目に最適。

 

 

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 ハイパートレーニングは精読用の本。1文をしっかり読む力を養いたい人の1冊目。

 

 

 

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ポラリスは最新テーマで、長文を仕上げるもの。長文演習の1冊目というよりは、2冊目に適している。The Rulesをやった後に、こちらで仕上げていくのが良いでしょう。

 

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 最近の参考書の種類を見ると、こちらは演習用の1冊という感じですね。レベル別になっているので、1冊目で何か長文のルールを学んで、その後、演習量を確保する目的で使うと良いです。やっておきたいより解説が詳しいほう(SVOCがある)が良い人はこちらですね。

 

選び方+α

上にも書いた通り4つの参考書すべてやることで84個のルールを網羅できます。しかし、まあお金がかかりますよね。そこで一部だけやるとするならどれがいいか考えてみました。

 

ルールだけを学ぶのにコスパがいいのは、1+2です。この2冊をするのが1番ルールが多い組み合わせです。

 

Marchレベルの1冊目でハイトレ3よりはthe rulesの3が良い。

 

また、構文に関しては、ほとんどがこちらに載っています。

 

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