いちばんはじめの英語長文
レベル感
中堅の大学レベル
日大、東洋大、駒沢大、専修大、京都産業大、近畿大、甲南大、龍谷大などを代表とした私大大学。共通テストの平均点以上、地方国公立大を目指す人のレベルになっています。
良い点
単語、熟語、構文のレベルが中堅大を目指す人にとって、程よい。
レイアウトや解説はシンプルなものになっている。
音声がついている
白文がついていて復習しやすい。隣に訳があればもっとよかったのに。
構文、論理、解法の3つのポイントが学べる。
シリーズものなので、スモールステップでレベルアップできる
語彙数が300語前後になっていて、さらに10題しかないので、初学者に取り組みやすく復習しやすくなっている。
英文の内容は面白い。
悪い点
解説が簡素なので、人によっては疑問が残る人もいる。答え知ってたらできるけど、見たいな解説って意味ない。
文構造は句や節に振っていない。
意訳が結構あって困ることがある。
単語リストの訳と英文の訳が違う
カッコの仕方が他の本と違う
音声のダウンロードは登録しないといけない。たぶん。
解く前にやりたい参考書
単語帳、文法、解釈などの英語の基礎。
同じ著者だと接続が良い
この参考書が難しい場合
やってみて少し難しくてレベルを落としたい場合は、こちらのような高校受験レベルの長文からはじめると良い。
基礎を確認した後に、簡単な文でそれが身についているか確認すると良い。SVOCを振って、訳せるようにに、速読トレーニングのところで前から読めるように練習してみてください。
簡単な文も難しい文も基本的な英語の読み方は同じなので、しっかりと読み方が身に付くと、少し単語や構造が難しくなっても対処できるようになるのです。
使い方
使い方は本書に書いてある通りにやってください。ただ、少し追加すると、音読する前にスラッシュリーディングを学び、前から理解する練習をしてから音読するとなお良いでしょう。その点でハイトレ1はとても良い教材だと思います。